何も書かないでいるとブログも消されそうな気がして、昔はそれでいいと思ったのですが、今夜読み返してみて、このアホアホブログが何とも面白かったので、消えないように更新します。
なので内容は、キノコの光合成らしくは無い、普通の最近感じた事ですみません。
一応言っとくと、じいさんで、キノコです。
成り済ましの懸念はしなくて結構、と言うと益々ぽいですが。
で、炊飯器の修理に際して感じた事です。
我が家は電気量販店の展示品で10万相当の炊飯器を約半分で購入して愛用していました。
圧釜で高火力で、某有名ジャンボタレントが宣伝している炊飯器です。
初めて炊いた時は同じ米がここまで美味しくなるのかと感動したものです。
ただこの炊飯器には問題が一つあったのです。
内釜の底がめくれて来たのです。
黒いコーティングがぺれーっとめくれて修理に出しました。
内釜に新しい釜を交換してもらって約一年使いました。
しかし、これもやっぱりぺれーっとめくれ出したのです。
何だか申しわけなくてめくれたまましばらく我慢して使ったものの、体に毒だとやだな、ともう一度修理に出しました。
2度目の交換時には、代用の炊飯器が店に無くて、担当さんが安いけど新品の炊飯器を箱から出して使わせてくれました。
その安い炊飯器もなかなか普通に美味しく炊けていい仕事をしてくれたなーと。
問題はここからでした。
釜を交換してもらった炊飯器が修理を終えて一ヶ月ぶりに帰宅して、使ってみるとご飯が焦げるのですよ。
今まで綺麗に炊けていた炊飯器の問題は、そこの皮がめくれるだけだったのに、
修理から帰ると、お焦げを作り始めたのです。
いやいや、お焦げ設定なんかにしてないし、そこは白いご飯を炊いてくれよと。
保温したご飯も一日で表面パリパリに仕上がるのですよ。
で、修理先のメーカーさんが今度何かあったら私に直接電話下さい、と言ってた携帯に掛けたのですよ。
まともな炊飯器だったのに戻ったら焦げるわ保温出来ないわで、困ります、と。
するとメーカーさんは、焦げる炊飯器なんです、と言うのですよ。
いやいや、今まで焦げてませんよ、と言っても
焦げる炊飯器なんですよ、の一点張り。
内釜をシリーズの最新式の品に交換しておいたので今度は絶対めくれないと言うお墨付きだったが、
詳しく聞くと、釜の交換だけでなくセンサーも変えたと言う。
そんなの聞いてないが。ふむ。
メーカーさんは焦げるのが嫌なら水を増やして設定を変えて下さい、
説明書の44ページを見て火加減を弱くして下さい、と。
しかし、もうとっくに弱めにしとるし、水は多めにしとるし
これ以上水多めにして炊いたご飯が、はたして美味しいご飯なのか?と問いつめても
もう44ページをお読み下さいとしか言えない、と。
この高級圧釜は手作りに近い製品で、個体差があるので焦げやすいかもしれませんが自分で調整して下さい、と言うのだ。
そんな個体差おかしく無いか?メイドインジャパンの家電にこんな個体差が?
名人が作った陶器の世界か?これ。
しかし失敗作でないか?この釜。
と言うか、今まで焦げなかった非常にまともに働いてくれてた我が家の炊飯器は、焦げなかったのでもしかして不良品だったのか?
釜が高温でめくれるなら、普通温度が上がり過ぎないように調整しないか?
真逆の設定で帰って来て、これが正常だとメーカーが言い張るなら…前が不良品だったんだろうな。
うんざりした私は「もういいですよ!」と匙を投げたが、旦那のとっくんは「こんな高い炊飯器、まだ保証期間中なんだから諦めたらダメだよー!」と。
それもそうだ、と今日は購入した量販店に、普通の水加減で炊き上げた焦げご飯の写真を担当さんにお届けした。
担当さんもこれはひどい、と納得し再びメーカーに問い合わせてくれるとの事だ。
しかし、私が面白いと思ったのは担当さんの言葉だった。
このメーカーさんのご飯が焦げを作るのは本当で、むしろ焦げないご飯を作る方が難しいかもしれないと言うこと。
超高級の炊き上げ炊飯器に限らず、殆どの製品に最近その傾向がある事。
私達が買った数年前より、一層焦げは出来やすくなってるそうだ。
「なので今は宣伝文句にもおこげについてちょっとコピーがついてます。」
しかし、そのニーズより、普通の白いご飯を皆も求めるのではないだろうか。
焦げ付いて、米と米がくっついて団子になって持ち上がるご飯、ダメだろう。
その高火力に釜が絶えられないのか、めくれるクレームも実際あること。
ここでまとめると、
量販店でも一回目の修理時には、「内釜がめくれるなんて聞かないですねー」ととぼけていた。
二回目の修理では、釜だけ交換しときました、と言うがセンサーも交換していた。
最近このメーカーの炊飯器はどれも焦げやすい。
米の旨味が抜けてしまうので、米を研ぐのは控えめに、と言う最近の料理本の「美味しいご飯の炊き方」をすると本当に焦げやすい。
メーカーは焦げるならもっと米を洗えと言うだろう。
美味しいご飯とは何だ?
そして、高火力ゆえにめくれる内釜。
つまり高熱に内釜が負けている。
高出力のエンジンにタイヤが負けてる、みたいな(笑)
釜の開発と熱くする開発折り合ってないよな(笑)
そんな高火力 高圧力の存在がアンバランスにキッチンに存在していいのか?
ちびっとアブナい気もします。そんなに気にしてないけど。
このメーカーは焦げにこだわって、何処に向かっているんだろう。
そのうち炊飯器でお米で炭が作れます、とか…は言わないよね。
本当に世界は面白い、と思ったじいさんです。
今度は炊飯器、アイリスオーヤマにしよっかな。。。。