今のところ知る限り、人工地震には3つのケースがあります。


一つはHAARPと言う電磁波照射を用いた軍事兵器による地震。
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もう一つは核爆弾などを打ち込んで震動を起し地盤をずらす地震。
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これを地下でBomb!!
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そしてこれから書く「注入」です。
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注入のパワーも侮れない。
注入するのは愛ではなく水とCO2だ。




上の2つは兵器を用いた攻撃と言ってもいい代物ですが、3つ目の注入は新しい社会問題です。

石油などのエネルギー資源の枯渇の問題から、石油、石炭などをより効率よく採るための水の注入、
CO2排出量を減らすと言う名目で、地中に大量の二酸化炭素を注入する、などです。
今や世界各地で行われている、世界を救うための新手法?と世界各地の地震の増加を考えてみたいです。


水と二酸化炭素の注入と地震の因果関係は徐々に明らかになりつつあり、
そこで問題視されているのが
四川の大地震と、新潟の中越沖地震と中越地震です。


中越沖地震ーーー2004年
中越地震ーーーー2007年
四川大地震ーーー2008年

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四川大地震ーーー紫坪埔ダムがマグニチュード7.9の原因になったと学者は指摘する。
2006年完成した紫坪浦ダムの貯水量は11億1200万立方メートル。
3億トンの水が280キロの断層に影響を与えた可能性がある。

コロンビア大学の地球物理学者Christian Klose氏は最近、四川大地震の際に動いた断層には25年分の応力がたまっていたと試算している。ただし、この断層で最後に大地震が起きたのは数千年前であり、それ以降に蓄積した自然の応力に比べると、25年分など微々たるものだ。
それでも、大地震が起こりそうなレベルまで応力が蓄積していたとしたら、今回の地震を誘発するには貯水池の応力で十分だった可能性がある。http://wiredvision.jp/news/200902/2009020922.html


これが水の応力の大きさであり怖さだ。



以下、中越地震と水、二酸化炭素の注入の因果関係を質疑された国会の答弁記事へのリンクです。
http://www.5nb.org/?p=301001
オマケhttp://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/168/0019/16810310019003a.html
民主党国会議員の風間直樹氏による答弁より、

風間氏はじめ、中越の方々は、この地震に際し、「揺れ」ではなく「突き上げ」を体験した。これまでの地震には無かった事だ。

新潟県ではここ数年、経産省が補助金を出した財団法人がCO2、二酸化炭素の地下への貯蔵実験を行っている。

また同時に、帝国石油という会社が、地中への水の注入を2000年から行っている。

地中にあった鉄と水が接触し、水素が発生する。その発生した水素が滞留し水素自身が核融合を起して地下爆発を起こす。これは最近唱えられている新たな地震理論です。

(原理としてはホッカイロ。ホッカイロは空気中の水分と鉄が反応して熱を出します。)

政府参考人、北川慎介氏の説明より。


地下に埋蔵する原油は粘着しているので水、ガス、水蒸気で年度を下げ回収率の増産を測る石油増産回収法が行われる。水を圧入し、割れ目に砂を充填し、石油、天然ガスを通りやすくする水圧破砕法も広く一般的に行われている。


風間直樹氏

この手法が地震を誘発する事は特にアメリカに起きまして既に相当の広い認識を得ている。
アメリカのオハイオ州コロンバスのバッてる研究所では水ないしCO2注入が誘発する地震活動の報告が行われている。

コロラド州デンバーの廃液処理のための地下注入で誘発された地震はM5,5だった。同じコロラド州ラングレーで石油回収目的でCO2を深さ千九百メートルのところに注入し、その圧力は八・三メガパスカルだった、これが誘発した地震が三・一のマグニチュードだった。


日本では昭和四十年の八月から松代市で約五年間にわたって群発地震が起きました。実はこのときには、調査研究という目的で、ちょうどこの地震が起きた期間に水を地中に注入していた。地中への注水実験をやめると地震が止まるという因果関係が当時報告をされている。

この地震の大きさ、様々な科学者の研究によりますと三つの要因によって規定されるということが大体分かっている。

一番目に、地下への水の浸透度合い。
二番目に、地下に埋設されている、存在する金属の量。
三番目に、発生する水素ガスなどの気体が貯蔵される場所


この三つの要因が地震の大きさを決定すると、このようなことが言われております。

CO2削減目的で地中に注入される二酸化炭素
経済産業省は、我が国における二酸化炭素回収・貯留、これは若干御説明させていただきますと、我が国及び世界が直面をしている喫緊の課題でございます地球温暖化対策という中で、CO2の排出量を削減をするというのが当然第一の対応でございますが、それでは処理をできないCO2というものを安全に地中に隔離することによってこの地球温暖化問題に対応しようというものでございます。これにつきましては、いわゆるIPCCという世界の科学者が集結した会合があるわけでございますが、この場でも大変有望な地球温暖化対策ということで位置付けられておりまして、実施及び先行的な研究が欧米を始め各国で精力的に進められているというものでございます。

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 今申しました二酸化炭素回収・貯留の二〇一五年ごろの本格適用を目指しまして、財団法人地球環境産業技術研究機構、RITE等を通じて二酸化炭素地中貯留技術研究開発事業を実施しております。その一環といたしまして、新潟県長岡市深沢町にあります南長岡ガス田岩野原基地におきまして、二酸化炭素を実際に地下約一千メートルの帯水層に注入する実証実験を行いました。


それから、二酸化炭素への地中の圧力でございますが、元々注入している部分というのは約一千百メートルでございますので元々の気圧が約百十キロあるわけでございますが、そこに圧入の圧力といたしましては約百二十気圧ということで注入をいたしまして、詳細の量でございますが、約一万四百トンの注入を行いました。

 それで、資金面でございますけれども、新潟県における実証実験はRITEが行っております二酸化炭素地中貯留技術研究開発の一部として実施しております。RITEが新潟県での実証実験にかかわっているのは二〇〇〇年度からでございまして、この二〇〇〇年度から二〇〇六年度までの間に本実証実験に要した額は約二十六億円ということになっております。

実証実験、新潟における二酸化炭素の地中貯留試験でございますけれども、実際に二酸化炭素を圧入した箇所は地下約一千メートルに位置いたします砂岩で構成をされた帯水層でございます。


 帝国石油におきましては、南長岡ガス田におきまして、先ほど申し上げました水圧破砕法による生産を行ってございます。帝国石油によりますれば、水の注入は新潟県長岡市親沢町のほぼ同一箇所にある二本の井戸によりまして、二〇〇一年七月に四日間、同年八月に二日間、また二〇〇六年十月に四日間、同年十一月に三日間実施されておりまして、総注入量としては約四千三百キロリットルの注入が行われてございます。




答弁で紹介された画像は残念ながらここでは紹介出来ないし私も見ていないが、
地中貯留を行った場所と、それから中越地震の震源地の相関関係が示された図では、
一目瞭然のように、実はCO2の地中貯留の地点を中心にして二つの地震の震源地がちょうど二十キロ、二十キロという直線上に並ぶことが分かります。



資源問題は私達が向き合わねばならない事だし、有効な回収方法が使用されるのは当然だろう。
しかしそれが大地震を引き起こすとなれば問題だ。
その因果関係を調査し、その使用法には慎重な検討がなされるべきだろう。


中越冲地震
被害総数
新潟県(2007年・平成19年12月14日 15時現在)[21]
死者:15名
重軽傷者:2,316名
建物全壊:1,319棟
建物大規模半壊:857棟
建物半壊:4,764棟
建物一部損壊:34,659棟
非住家被害:31,041棟
長野県(2007年・平成19年8月2日 9時30分現在)[22]
重軽傷者:29名
建物一部損壊:318棟
富山県
軽傷者:1名

中越地震
2004年10月23日
死者68人
重傷633人、軽傷4,172人
住宅の全壊3,175棟、半壊13,810棟、一部損壊105,682棟



オマケ
中越地震では何故かインサイダー取引の噂が飛び交っている。
人工地震ならインサイダーも可能ではないかと、また疑ってしまう。
しかし事実グラフが跳ね上がっている。




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