「いいね」よりも大切なことって？

まあ、あまり大きな声では言えませんが、
最近、Ｆａｃｅｂｏｏｋを見ていると、
ん？と思ったことがあります。

名言を紹介している人が多すぎる！（苦笑）。

もちろん、素敵な言葉が
世にたくさん広がるのは素敵なことです。

でも、広げている人の中には、

本当にその言葉を伝えて、

世の中を幸せにしたいと思っている人もいれば、
単に「いいね！」目的でやっている人も
少なくないようです。

Ｆａｃｅｂｏｏｋで「いいね」を取得するコツの
１つのようなんです。

でも、それって「自分の言葉」じゃないよね？

まずは自分の思いありきで
人の名言を引用するならまだしも、
何と言うのか、「いいね」目的のために、
他人の良い言葉を利用しているだけ、というか。

それって、

人のふんどしで相撲をとっている感じがして、
ちょっと違和感…。

元々は
そういった「名言を集めて人に広めたい」
という人がいて、
そういうことをやっていたことだと思うんです。
それはある意味、「その人らしさ」が出ています。

でも、同じ方法の二番煎じの人たちの一部は、
どちらかというと、伝えることよりも
初めにやった人を見て、「効果があるんだ！」と
結果だけを求めている感じがして。

手段よりも、その「思い」を引き継げばいいのに…。

何かを表現する、人に伝えたいと思う気持ちで
Ｆａｃｅｂｏｏｋで発言するのが
本来の使い方ではないのかな？

「いいね」さえもらえば、なんでもいいのかな？

本来はいいことをしているはずなのに、
その名言すらも薄っぺらく見えてしまうから、
なんだか、残念で仕方がありません…。

◇

人ってどうしてこんなに結果ばかり
求める生き物なのだろう。

数字ばかりで評価する人がいるから、
もちろんそうなるんだろうけど。

そこに中身は伴っている？

数字で判断するのは、
ある意味、分かりやすいし、
それを否定しているわけではない。

でも、なにか思いがある上で、行動を起こし、
その結果を見る指針として
数字を良くしたいと願うのは分かるけど、
思いがないのに、数字ばかり求めたところで
自分に残るものはなに？

「いいね」で自分の存在価値をはかっていない？

でもその「いいね」は
本当に自分自身の評価？

◇

私自身、プロモーションとして、
分かりやすく数字を使うことはあります。

ブログのアクセス数、「いいね」の数、
Ａｍａｚｏｎのランキング、
それらは、分かりやすくＰＲに
使えるからです。

「こんなに一生懸命書きました！」
なんてアピールしても分かりにくいけど、
数字なら伝えられやすい、という意味で
使っています。

でも、私自身、
そこまで数字にこだわっているわけでもありません。

例えば、このブログのアクセス数が
１日に見に来る人が１００人になったとしても、
私は書き続けることをやめたくない。

伝えたいことがあるから。

伝えることで、できること微々たることであっても、
世の中が良い方向にきっかけになりえると
信じているから。

もちろんビジネスにおいては
数値や結果は大切。

でも、ビジネスだけのための
行動はやっていない。

結果はついてきてほしいけど、
それだけのためにやっているわけではない。

結果よりも思いの方が大切。

自分が伝えたいという思いがあって
行動しているだけ。

例え、多くの人に理解されないことがあったとしても、
自分が伝えた方がいいと思ったことは
書いていきたい。

自分を評価されるために書いているわけではない。

もちろん、職業は
書く仕事になってしまったから、
（書き始めた当時はＯＬだったけど）
書くことでビジネスにつながることはあるけど、
根本的に伝えたいことがあるから、
書いている、それだけのこと。

◇

数字ばかりで
判断していないか。

物の価値を見る目が
曇ってないか。

そんなことを改めて
考えさせられるものです。