ツイていないときに気付くこと

何をやってもイマイチうまくいかない日って
ありますよね。
大失敗ではないけど、
なんか、今日はツイてないぞ！？みたいな。

先日は、まさにそんな日でした…。

インタビュー取材では、
かなり色々と調べて
勉強していくのですが、
その努力の甲斐もむなしく、
取材対象者と心が通わせるような
会話ができなかったり・・・。
（結果的には記事になるような声はもらえたけど、
自分の心がなんだかしっくりこない・・・）

取材後、
「今日は、ごはん作る気になれないから、
気分転換に外で夜ご飯を食べよう」
と、目的の店まで行ったら休み。
だったら、ここにしよう、と
ずっと気になっていたラーメン屋に入ったら、
まずくはないけど、イマイチ…。

うむ～。口直しにコーヒーでも飲もうか・・・。
いやいや、こんな日は
なにをやってもツイていないから、
大人しく家に帰ろう、みたいな（苦笑）。

そんなときに、ふと思うんですよね。
普段の自分はいかにツイているのかって。

ツイているときはもちろん幸せを感じているけど、
どこかそれが基準になってしまっているからこそ、
ツイていないときは、どん底気分になったり。

でも、「幸せとは不幸を感じない状態」
なんて言う人もいうくらい、
普段、いかに幸せなのか、ってことを
つくづく気付かされました。

例えば、
入った店のコーヒーが美味しかった。
ラッキー！

取材（仕事）がうまくいった。
ラッキー！

電車にスムーズに乗れた。
ラッキー！

そうやって、１つ１つの幸せを
しっかり感じたいものですね。

当たり前の幸せなんてないのだから。

ツイていない経験で、
普段のツイていることの幸せを
改めて実感するのでした…。

P.S.
一般の人には興味がない話
かもしれないのですが…

ふとインタビューって、
テレビなのか、ラジオなのか、
紙面（誌面）なのかで、
見せるものが変わるところもあるなぁなんて
思うものです。

テレビやラジオでのインタビューだと、
視聴者に会話を楽しませることも大事だから、
良い雰囲気で話を進ませることが
優先かもしれないけど、
（ある意味、ノリで話すことも大事だったり）
紙面でのインタビューでは、
そのコーナーの趣旨にもよるけど、
「その人の人となり」が見えないような、
上っ面の言葉だけでは成り立たないことも。

でも、その人が
素の自分を見せたくないタイプだったりすると、
その人らしさを引き出すのが、
実はものすごく難しい。
（初めて会って３０、４０分間で
心を開かせられるはずもなく・・・）

でも、こっちも真剣に向かっていくと、
相手がちょっと熱くなってくれたり、
感情が露わになったりしてくれるので、
そうすると、その人がどんな価値観を
持っているのかという
ホンネが見えることもあるんですよね。

例えば、ちょっと機嫌が悪くなることでさえ、
「あぁ、この人はこういうことで機嫌が悪くなるんだ」
とある意味、その人を知るヒントになるというか。

（※もちろん悪い部分を引き出したいわけではなく、
そこに見える、その人の良い部分を引き出したいし、
それこそが、普段見せる姿よりも魅力があったり）

作った上っ面の言葉ばかりでは
伝わってこない。
その人らしさがでないと！
ちょっと“マジなその人”の姿を見てみたい！
というか。

…と取材はいつも
真剣勝負なので、
取材後はヘロヘロになっていることも多いもの。

でも、それは、その記事が
読んでくれた人が生きるための何かヒントになったり、
取材を受けてくれた人にとって良い結果になったり
してほしい、という気持ちがあってこそ。

インタビューって本当に、
難しくて、面白いものです。

やめられませんなっ。

＜お知らせ＞

5/30（土）にサンクチュアリ出版イベント

『「子供おばさん」にならない、幸せな生き方講座』を開催します！

（東京・千駄ヶ谷）

交流会もあります。ぜひ、直接、お話ししましょうね！

※男性もぜひ！
http://www.sanctuarybooks.jp/eventblog/index.php?e=977

好評発売中！