昨日は久しぶりに(久しぶり? w)
幡ヶ谷のアコースティックライブバー
[36°5] に行ってきました。

前田知香さんのライブがあるということで。


家を出て途中の公園には
桜が六、七部咲きという感じ。
樹によっては満開でしたけど。

$圏外の日乘-桜(2012.4.6)

調べものがあったので
表参道の某所に行ってから、幡ヶ谷へ。

[36°5] 前の喫茶店 poem で
例によって時間をつぶし、
TSUTAYA の書店を覗いてから
[36°5] の入っているビルの階段を上る途中
ちょうど食事から戻ってきた
知香さんと鈴木岳人さんに遭遇したことでした。


$圏外の日乘-「ひみつ基地」vol.30 店頭看板

上の写真で確認できるでしょうか、
今回のイベントのタイトルには
「豊島小南バースデースペシャル」という
サブタイトルが付いてます。

イベントの前日が
小南さんの誕生日だったそうです。


最初のステージは LaughingMonster さん。
立って、アコギの弾き語りで5曲披露。

MCは、本を手に取って朗読する感じで、
今回はチャップリンをテーマに
その生涯を紹介していきました。

告知などのプライベート・トークが
いっさいなかったのは
なかなかにスタイリッシュでした。


2番手は黒川せなさん。
http://ameblo.jp/kurokawa-sena/

先日の「誕生熱」vol.3 の時のように
水田達巳さんがサポートで入ってましたが、
今回はキーボードでのサポート演奏もありました。

最初の2曲が
キーボードでのサポートでしたが、
ギターでのサポートよりは
目立たなかった気がします。

いや、それでいいと思うんですが(苦笑)

黒川さんの歌は
サポート楽器の音に負けない
腰の据わったものでしたが、
音的には、ややペタッとしてた感じなのが
惜しかったかも。


続いては菊池銀次さん。
座ってのギターの弾き語りで5曲披露。

最初の演奏は、冒頭がアカペラで
途中からギターが入り、
さらにカポタストでキーをあげる際
演奏を再開するまで
かなり間を取ったのが印象的でした。

3曲目の演奏も、途中ギターを止めて
アカペラで歌っていましたが、
つまりはそういう演奏が
ひとつのスタイルなのでしょうか。


4番手が前田知香さんです。

以下、セット・リスト。

01.BIG SMILE(カラオケ)
02.Contradiction(guitar)
03.雨、心っ足らず(guitar)
04.Film(guitar & keyboard)
05.I ce cream(guitar & keyboard)

最初は知香さんだけがステージに。
座ってソックモンキーを膝の上に乗せて
「BIG SMILE」を歌唱。

ピアノによるイントロが
頭が切れてフェイド・イン気味に始まります。
今回だけに限らず時々こうなるようですが
帰ってからCDで聴き直したら、
くっきりした始まり方をしてました。
なんででしょうね。

1コーラス目は歌唱のキレが
今イチ不安定なとこもありましたが、
(サビの「♪もっと笑って」)
2コーラス目からは安定して声が伸びてきた
という印象を受けました。

抑制気味で歌ってたのかな?

演奏後、ソックモンキーを紹介する
MCの最中に岳人さんが登壇してセッティング。

途中でソックモンキーの帽子を取って
禿げてるんです、とか言ってましたけど
そうなの? あれはハゲなの?(藁

岳人さんを紹介してから、
「コントラディクション」に。

今までの演奏はユニット風のものでしたが、
今回の演奏は知香さんのソロで
岳人さんはギター・ソポートのみ。
(ですんで、知香さんのブログに合わせて
 上のセトリでは英語表記にしました)

高音で yeah を伸ばしながら曲に入り
サビまでのメロディー・ラインは、
知香さんの歌にしては珍しく
低音での歌唱でした。

サビでグーッと高音にあげていくのですが、
途中の低さの影響を受けてか、
やや抑制気味な印象を受けました。

Aメロ、Bメロから、
もう少しキーが高くても、いいかも。

あと、この曲はスキャットで始まるだけに
ウィスパー気味の音も拾えるような調整の方が
曲の良さが生きる気がします。
ただまあ、これはハコにもよりますけどね。

演奏後、曲名の意味などを解説。
知香さんに振られた岳人さんは
 日常にはたくさんの矛盾があって、
 たとえば募金したその夜ご飯を残したりとか
 そういう細かいことがいっぱいあるけど、
 それで成り立っているのが世の中であって
ということを考えて作った曲だと話してました。

そのあと、自分たちは今、
ユニットっぽい感じで
名前を決めているところだけど、
ユニット名って難しい、
みんなどうやって付けてるんだろう
ということを掛け合いで話してから、
次の「雨、心っ足らず」に。

岳人さんのコーラス付きヴァージョンでした。

演奏後、キーボードの前に移動。

ここで、岳人さんに1曲歌ってもらうと紹介し、
ちょっと間があって、
岳人さんが知香さんに続けてと手振り。
知香さん、苦笑しながら
なかなか喋ることは難しいですね、
特に自分たちはとても暗いので、
と言うと岳人さんが入ってきて、
今はまだユニットとしての曲が少なくて
お互いの曲でまかない合いながらやっている
と話して「Film」に。

やや遅めの演奏でした。
岳人さんのヴォーカルはよく通っていて
知香さんの演奏(コーラス含む)との
バランスも良かったです。

演奏後、豊島小南さんに
ハッピー・バースデーのメッセージを送り、
いつもソックモンキーを持ってくると
ちやほやされるんですが、
今日は、耳を付けた小南君に持ってかれました
と話して、「最後に……」と言うと
岳人さんが「告知」。
「あ、告知だ。忘れてたよぉ」

「忘れてたよぉ」の「よぉ」が
萌えたよぉ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

なお、岳人さんは今月の27日に [36°5] で
「エスカフェ」に出ることが決まってますが、
その時は知香さんも演奏に参加するそうです。

岳人さんが、楽しい企画ですので
ぜひ来てください、と話すと、
鈴木くんのトーンだと楽しくなさそう
と知香さんツッコミ(藁

最後の「I ce cream」は
ギターがBメロから入りましたが、
その入ったハナでピアノの和音が乱れてました。
あと2コーラス目のBメロの途中とか
ミュートになって
知香さんのソロに入る前の和音も
乱れてましたね(苦笑)

とはいえ声の伸びも音も
「Contradiction」に比べて
断然良かったです。

知香さん、終わって緊張が解けたのか、
挨拶のとき手を回して敬礼したり
ソックモンキーを振り回したりと
ややはしゃぎ気味のリアクション。

そういうノリがMCでも出せると
いいと思いますけど(藁


最後は、本日の共同企画者、豊島小南さん。

なのですが、その前に小南さんが参加している
pure drops が「前座」を務めるということで、
佐伯舞斗さんと小南さんのお二人で
pure drops として3曲を披露。

なんか耳付けて尻尾付けて
パジャマみたいなパーカーを着ての
パフォーマンスでした。

それから、小南さんが
ソロ・ライブの準備をしている間、
やはり pure drops の一人である亀井雅希さんと
舞斗さんとのMCでつないでました。

小南さん、衣裳を変えて
(黄色いTシャツに破れジーンズ)
座ってのアコギの弾き語りで5曲披露。

pure drops の時とは打って変わって、
もちろん声質は変わらないのですが、
アコギ弾きとして存在感を出していた
そこはかとなく精悍さも垣間見える演奏でした。

ギターが鳴った途端、
ピュアピュアな感じを残しつつ
世界が変わったもんねえ。


当日は打ち上げもなかったので、
ライブ終了後、そのまま帰宅しました。

それでも帰り着いたのは翌日でしたが(苦笑)

帰り道の夜桜が綺麗だったよ。


今回は知香さんも
フライヤーを用意してましたので、
その写真をアップしておきましょう。

$圏外の日乘-前田知香フライヤー(2012年春)

ソックモンキーの手書きイラストの下、
「ござま→す」は
間違えたのではないそうです(^∇^)


例のごとく長文ですみません。

知香さん、岳人さん、
対バンのみなさん、スタッフのみなさん、
お疲れさまでした~。