昨日は、新宿の K's cinema に行って
『LOVE ToRAIN -ラヴトレイン- 』を
また観てきました。

奈央ちゃんが舞台挨拶のゲストで
登壇するというわけで。

こりゃ最前列の席を確保しなくちゃと思い、
開館と同時に整理券をゲットしようと
自分的には、あくまで自分的には(藁
かなり早起きして出たんですが
結局、11:30過ぎに劇場に到着。

ダメじゃ~ん、とか思いながら
「シネカラ」と言って購入すると
何と! 整理券番号1番でした~(^^)v

ラッキー。てか必死なヲタは
自分だけだったという……orz

$圏外の日乘-K's cinema 入場整理券(2012.2.15)

そのあと喫茶店で時間をつぶす
……わけにもいかないので、
久しぶりに池袋の
ミステリー文学資料館へ行き
そのまま閉館の16:30まで調べもの。

さらに、資料館の帰りには
必ず寄る古本屋に行って、
時間があるから棚やワゴンを
丁寧に見たせいもあるんですが
ついつい買い込んでしまい、
それから新宿に移動し、
ジュンク堂の喫茶コーナーなう
してたら、ヲ仲間のfさんが合流。

しばし歓談。
18:00ごろでも
整理券番号は4番だったそうで……

19:50ごろ劇場に移動したら
すでにKさんが来てて、煙草すってました。

奈央ちゃんの入りは20:15ごろ。
エレベーターで普通に昇ってきました。
自分は背中向けてたんだけど(^^;ゞ

$圏外の日乘-『Bolero』ロビー・ポスター

開場と同時にA列中央を確保。
スクリーンを見上げる形になるので
座ってると腰が痛くなるんですが、
そこは我慢のしどころで
『Bolero』を再鑑賞。

やっぱりストリート・ミュージシャンの
アコースティック・ギターの弾きぶりが
へなちょこな感じなのが気になりました(苦笑)

上映後、いよいよ舞台挨拶です。

まず『Bolero』の田島基博監督と
『LOVE ToRAIN』の伊藤陽佑「監督」が
それぞれ上手と下手に登壇。

田島監督は風邪を引かれたそうで
マスクをつけて登壇。
今日は噛まないようにしたいとか、
『Bolero』のような
モノクロ・サイレントというスタイルは
最近のトレンドであり、
(去年、フランスで制作され
 この4月に日本公開される
 『アーティスト』がそうなのだとか)
田島監督は流行に先立ってやっており
そのハシリである、
とかいうやりとりなどの後、
奈央ちゃんが呼ばれ、
舞台中央に登壇しました。

伊藤監督が、自分はかつて
地球を守っていたことがあり
長澤さんもブルーの服で
地球を守ってたことがありまして、
と紹介すると、奈央ちゃん
「守るの大好きなんで」と応じて
会場の笑いを誘ってました。
応じてすぐに田島監督の方を向き、
初めまして、と挨拶。

控室で会ってるはずなのに
いきなりそう来ますか、という感じの
伊藤監督のツッコミがあって
『デカレンジャー』時代の話になりました。

奈央ちゃん、伊藤監督が『デカレンジャー』で
逆立ちしているのが印象的で
オーディションでやらされたのかなあ、
特技として「監督」が(要するに伊藤さんが)
アピールしたのかなあと思ってましたと話すと、
(「監督」という呼びかけに照れる伊藤さんに、
 今日はこれで通すことにしました
 という奈央ちゃん。イジるなあw)
あれは3話目くらいで
プロデューサーにいきなり言われて
取り入れることになったんだとか。
その流れで
オーディションでアピールしてたのは誰か
とか、しばし戦隊系の話で盛り上がりました。

その際、伊藤監督が
「『デカ』の映画に出てたよね」
と話を振ると、
奈央ちゃんが、出てないと言い、
誰かと間違えてるんじゃないか
ということになり、
「特撮愛が感じられないなあ」と
ダメ出しされてました(藁

『デカレンジャー』の出演者ほとんどと
知り合いだった共演したりしている奈央ちゃん、
伊藤監督とは今までまったく絡みがなく、
お互いの存在は知りつつも、
初めて会ったのはつい最近
冨田翔さんの誕生会でだったそうです。

キャストは監督自身が選んだのではないそうで、
奈央ちゃんが決まっていると聞かされて、
知ってる限りで安心できる人の一人だったと言うと、
奈央ちゃん、すかさず「初対面なのに」(藁

こうした話の間、田島監督は
ずーっと黙って聞いてて、
途中で奈央ちゃんが
「寝てました?」と田島監督に振る一幕も。
田島監督、応えて曰く。
「いや、きれいなんで見とれてました」

映画の内容について
「台本もらって意味が分からなかったです」
と話すと、伊藤監督
「大丈夫。(出演者)みんな言ってます」
と言ってフォロー(?)。
「監督の頭の中、どうなってるのかと。
 文字で悩み、現場で悩み、大変でした。
 でも、映画観て、謎が解けました。
 監督の撮りたかったもの、
 表現したかったものが分かりました」

自分も初見では
訳が分からんという印象でしたが、
今回、再見してみると
何となくですが
プロットのようなものが見えてきました。

あと2回ぐらい観れば、理解できるかな(苦笑)

伊藤監督の談によれば、
まだ設定がかっちりしてない段階で
2回目の衣装合わせの時、
朝10時に来てもらって
朝から強烈な、豹柄の衣裳着てもらったと。
そういう衣裳を朝っぱらから着せたことを
申し訳なさそうに話す伊藤監督に
奈央ちゃん一言、
「お茶の子さいさいです」。

主役の2人について聞かれた奈央ちゃん、
「チョー可愛かった。顔こんなですよ」
と言って握りこぶしを
田島監督やお客さんに見せてました。

それくらい小顔だと言いたいらしい(藁
「一緒にお昼を食べた時、
 隣のテーブルだったんですが、
 可愛すぎて、同じ人間とは思えなかった」
と話してました。

また、撮影中のエピソードとか
印象に残ったこととかありますか、
と伊藤監督に振られた奈央ちゃん。

劇中での奈央ちゃんは
子どもと常に一緒にいる役なんですが、
その、子役の男の子が
ほんと可愛くて、と言い、
その男の子が、伊藤監督が考えた
(劇中に出てくる)ある変身ポーズに
何度もNG出して、ダメ出ししてたのが
印象に残っているそうです。
よほど印象に残ったのか、
そのとき「ダメ、かっこ悪」と
男の子のダメ出し口調の真似を交えながら
話してました。

これどう? これは? という感じで
何度もダメ出しを食らい、
結局、2個目のが採用されたそうですが、
それを見てた奈央ちゃん、
子どもの目線ってすごいな
って思ったそうな。

そのあと伊藤監督が、
劇中に出てくる映画館が
大泉にあるT-ジョイで
東映の真裏であんなことをやってた
ということを苦笑まじりで話したあと、
「できれば1時間ぐらい
 話してたいとこなんですが」
と言い、惜しまれながら終了。

ずーっと黙って聞いていた田島監督が最後に
「今日、倒れてでも来ようかと思いました」
と言うと、奈央ちゃん
「体調、治した方がいいですよ。
 気をつけてください」
と言葉をかけてました。

壇上から降りた時に、ファンの方が(藁
すかさずチョコレートを渡してました。

さすがに年季が入ってるというか、
こちとら、プレゼント渡せるなんて
想像もしませんでしたよ(苦笑)


以上、例のごとく長文深謝。

とはいえ、
奈央ちゃん関連のイベント・レポ書いたの
久しぶりなんですけどね。

奈央ちゃん、監督、スタッフのみなさん、
ヲ仲間のみなさん、お疲れさまでした。