監督・竹本昇
脚本・荒川稔久
12日のスーパーヒーロータイム、
いちおう放送順に(録画したのを)観ましたが、
こちらは長澤奈央ファンのブログですので、
奈央ちゃんが登場したフォーゼの感想を
先にアップさせていただきました(藁
で、ゴーカイジャーですが、
なんだかんだいって
録画したのを溜めもせず、
フォーゼよりきちんと観ていました(^^;ゞ
それはまあ、
1話完結という形式も大きいですし、
ある意味、軽みがあって
接しやすいためです。
そうしてそれなりに
きちんと観てきたが故の感動を、
そして『忍風戦隊ハリケンジャー』以来
それなりに観てきたが故の感動を、
今回のエピソードには覚えました。
ドラマAパートで
ゴセイジャーの天知博士が
人命救助を指示している場面があり、
おそらくその時、助けられた少女2人に
平田薫演じるマジレンジャーの山崎さんが
「大人になっても覚えてて。
みんな、勇気という名の魔法が使えるの。
それがきっと未来を照らしてくれる。
あたしもスーパー戦隊に
そう教えてもらったの」
と言ったあとに、
マジレッドのぬいぐるみが映る場面には
思わず涙しそうになりました。
山崎さんが出てたからじゃなくて
(ファンの方、スマソw)
「大人になっても覚えてて」という台詞と、
子供たちに大事なことを伝えること
記憶の伝承をきちんと果たしている大人の姿に
感動したのでした。
そしてドラマBパート。
お宝を使うかどうかを決める場面での
6人が話をするシーンが、すごかった。
アイム:
あたくしたちは知りました。
スーパー戦隊の方々の
熱い思いと、戦いの歴史。
それがこの星の人々を強くしたんです。
ハカセ:
だからこんな状況でも
みんな希望を捨てずに
力を合わせて
最後まで戦おうとしているんだ。
ルカ:
あたしたちがその支えを消すなんて
できるわけないじゃない。
ジョー:
この星には、スーパー戦隊が必要だ。
鎧:
でも、みなさんの夢は……。
ルカ:
あの時は過去が変わればいいって思ったけど
あたしたち、その過去を
受け入れて生きてきたんだよね。
ジョー:
どんなに辛い過去でも
それを否定してしまえば
今の自分を否定することになる。
マーベラス:
過去を変えれば
平和な未来が約束される。
だがな、
決められた未来なんか詰まらねえじゃねぇか。
この一連のやりとり、
脚本が神懸かり的な出来映えですね。
この星にはスーパー戦隊が必要だ
という台詞は、
現在の日本の状況をふまえると
いろんな意味に解釈できて
たいへん深いものであると同時に、
制作者側の自信を感じさせもする
いい台詞だと思います。
辛い過去も引き受けて今の自分がある
という認識は、力強いです。
タイムリープして
過去を変えようとする映画を
観たあとだけに(藁
そういうのが今の流行りなのかなあ
と思ったあとだけに、
よけい感銘を受けました。
最後にマーベラスが言う、
決められた未来はつまらない
という台詞は、
計画経済やら何やら
ユートピア志向の未来設計を
否定する力強さが感じられ、
なんだか、最近、自分がハマっている
思想としての保守主義に近い発想が感じられて
感心してしまいました。
このやりとりを、ドラマAパートの
山崎さんの台詞と重ね合わせると、
より一層の感銘を受けます。
スーパー戦隊が
シリーズとしての歴史を重ねてきたからこそ
可能だった、すぐれた脚本だと思いました。
だから、Bパートの後半で
数十人の日本人が
ザンギャックの兵隊たちに対して
抵抗しようとするという
ある意味ガラパゴス的な( ̄▽ ̄)
ちゃっちい映像を観ても、
素直に感動できるのです。
この時に登場しての名乗りが
海賊がスーパー戦隊になった瞬間だ
という演出も、素晴しかったです。
最終決戦を収めたセルDVDが
欲しくなってきちゃいました(^^ゞ
脚本・荒川稔久
12日のスーパーヒーロータイム、
いちおう放送順に(録画したのを)観ましたが、
こちらは長澤奈央ファンのブログですので、
奈央ちゃんが登場したフォーゼの感想を
先にアップさせていただきました(藁
で、ゴーカイジャーですが、
なんだかんだいって
録画したのを溜めもせず、
フォーゼよりきちんと観ていました(^^;ゞ
それはまあ、
1話完結という形式も大きいですし、
ある意味、軽みがあって
接しやすいためです。
そうしてそれなりに
きちんと観てきたが故の感動を、
そして『忍風戦隊ハリケンジャー』以来
それなりに観てきたが故の感動を、
今回のエピソードには覚えました。
ドラマAパートで
ゴセイジャーの天知博士が
人命救助を指示している場面があり、
おそらくその時、助けられた少女2人に
平田薫演じるマジレンジャーの山崎さんが
「大人になっても覚えてて。
みんな、勇気という名の魔法が使えるの。
それがきっと未来を照らしてくれる。
あたしもスーパー戦隊に
そう教えてもらったの」
と言ったあとに、
マジレッドのぬいぐるみが映る場面には
思わず涙しそうになりました。
山崎さんが出てたからじゃなくて
(ファンの方、スマソw)
「大人になっても覚えてて」という台詞と、
子供たちに大事なことを伝えること
記憶の伝承をきちんと果たしている大人の姿に
感動したのでした。
そしてドラマBパート。
お宝を使うかどうかを決める場面での
6人が話をするシーンが、すごかった。
アイム:
あたくしたちは知りました。
スーパー戦隊の方々の
熱い思いと、戦いの歴史。
それがこの星の人々を強くしたんです。
ハカセ:
だからこんな状況でも
みんな希望を捨てずに
力を合わせて
最後まで戦おうとしているんだ。
ルカ:
あたしたちがその支えを消すなんて
できるわけないじゃない。
ジョー:
この星には、スーパー戦隊が必要だ。
鎧:
でも、みなさんの夢は……。
ルカ:
あの時は過去が変わればいいって思ったけど
あたしたち、その過去を
受け入れて生きてきたんだよね。
ジョー:
どんなに辛い過去でも
それを否定してしまえば
今の自分を否定することになる。
マーベラス:
過去を変えれば
平和な未来が約束される。
だがな、
決められた未来なんか詰まらねえじゃねぇか。
この一連のやりとり、
脚本が神懸かり的な出来映えですね。
この星にはスーパー戦隊が必要だ
という台詞は、
現在の日本の状況をふまえると
いろんな意味に解釈できて
たいへん深いものであると同時に、
制作者側の自信を感じさせもする
いい台詞だと思います。
辛い過去も引き受けて今の自分がある
という認識は、力強いです。
タイムリープして
過去を変えようとする映画を
観たあとだけに(藁
そういうのが今の流行りなのかなあ
と思ったあとだけに、
よけい感銘を受けました。
最後にマーベラスが言う、
決められた未来はつまらない
という台詞は、
計画経済やら何やら
ユートピア志向の未来設計を
否定する力強さが感じられ、
なんだか、最近、自分がハマっている
思想としての保守主義に近い発想が感じられて
感心してしまいました。
このやりとりを、ドラマAパートの
山崎さんの台詞と重ね合わせると、
より一層の感銘を受けます。
スーパー戦隊が
シリーズとしての歴史を重ねてきたからこそ
可能だった、すぐれた脚本だと思いました。
だから、Bパートの後半で
数十人の日本人が
ザンギャックの兵隊たちに対して
抵抗しようとするという
ある意味ガラパゴス的な( ̄▽ ̄)
ちゃっちい映像を観ても、
素直に感動できるのです。
この時に登場しての名乗りが
海賊がスーパー戦隊になった瞬間だ
という演出も、素晴しかったです。
最終決戦を収めたセルDVDが
欲しくなってきちゃいました(^^ゞ