これまでにも歴代戦隊の素顔の戦士が
放送当時の設定のままで
何度か登場していた『ゴーカイジャー』ですが、
第25話「海賊とニンジャ」
(加藤弘之監督、荒川稔久脚本)
では、ついにハリケンジャーの3人が登場!

というわけで、感想なぞ。
(ネタ割りあります。未視聴の方はご注意あれ)



個人的にいちばん関心があったのは、
野乃七海が今どういう仕事をしているか
でしたが、ここは順当に女優であるようで。

『いま風のなかで』という
どこかで聞いたことがあるようなw題名の
ドラマの第1~2話製作中のようです。

タイムスタンプが邪魔で
ドラマのシリーズ名が、何の何劇場なのか
確認しきれませんでしたが、
これはDVDが出た時のお楽しみ、ということで。
(雑誌メディアなどの記事で
 出るかもしれませんがね~w)

出番待ちをしている野乃七海は
長澤奈央そのものという感じでした(藁

しょっぱなにラジオで流れていた「忍び恋」は
さすがに録り直しではないと思いますが、
いまだにラジオで流れるほどなのか~と
よくよく考えるとびっくりな感じで。

尾藤吼太が福祉の仕事をしていて、
これはなるほどな感じでしたが、
椎名鷹介は、あれは便利屋でいいのかしら?

3人揃っての印象は、
驚くべきことに、まったく変わっていない
というのが正直なところです。
あえていえば、9年前より精悍になったというか、
特に鷹介はリーダーらしい貫禄がついてました。

七海がハヤテ丸を握る手が逆手だったので
以前よりも、くノ一っぽく感じました。
これはアクション監督を務める
石垣広文のこだわりなんでしょうかね。

あと、女優の時とハリケンジャーの時とで
声質が変わっていました。
というか、意識的に変えていたんでしょう。

やや低音気味で、上から目線気味の物言いは
なかなか頼もしい感じでした。

吼太のキャラが
いちばん変わってない感じだなあ(藁

それにしてもハリケンジャーの衣裳、
あれってやっぱり新調だよね?
いいっすなあ。これぞ役得!(藁

さすがに七海はスカートというわけには
いかないようでしたが(苦笑)
パンツスタイルの衣裳は
劇場版や30周年のVシネ時、
スカイシアター時もそうだったから、
ぜんぜんOKっすよ~(///∇//)

むしろその方がいい(キッパリ)


ザンギャックの行動隊長として
サンダールJr とサタラクラJr が登場。
声優が同じこともあって、
ハリケンのころとテイストが
まったく変わっていないのには感動ものでした。

前にリュウオーンが出たときもそうですが、
昔の正義の戦士ばかりでなく、
昔の悪の戦士がたまに出てくると、
懐かし度が高く、いい感じです。

マゲラッパまで出すとはねー(藁

でも、ザンギャックの行動隊長って、
要するに雇われ忍者ってこと?

あるいはザンギャックは宇宙忍軍なども
配下に従えるほどの組織
ってことなんでしょうか?

残念ながらサンダールJr は
今回のエピソードで退場。

風雷丸があんなに強いんなら
9年前のシリーズで
あれほど苦戦はしなかったでしょうに(苦笑)


予告編から察するに次回は、
サタラクラJr のボキ空間での
ナゾナゾ・トラップのようですね。

DVDで巻之二十一「仮面とナゾナゾ」と
巻之二十二「翼とニンジャ」を観直しておくと
楽しさ倍増! かな(苦笑)

$圏外の日乘-『忍風戦隊ハリケンジャー』Vol.6
(東映販売、東映ビデオ発売 DSTD-06266、2003.5)

ちなみに巻之二十一、二十二の脚本も
荒川稔久でした。
監督は諸田敏ですが、
助監督が加藤弘之です。

なるほど、そういう縁であったか……。