27日の夜は、幡ヶ谷の[36°5]で開かれた
ライブイベント「around.」第7回に
行ってきました。

前田知香さんのサポートでおなじみ、
鈴木岳人さんが出演されるからです。

$圏外の日乘-around. vol.7


オープニングは、今回のイベントの企画者
たかはしようへいさんが
ステージに上がらず、その前に座って、
ノーマイクのギター弾き語りで1曲披露。

続いて伊藤雅彦さんが登壇。
ギターの弾き語りで5曲を披露。

このとき、伊藤さんは喉を痛めていて、
喉の痛みにはハチミツがいいと言われて
コンビニまで買いに走ったのですが、なくて、
代わりに練乳を買ってきたそうで、
3曲目の後に練乳を直接
喉に流し込んでいました(藁


続いて岳人さんの登場です。

立ちっぱなしのギターの弾き語りで、
曲によってはブルースハープを交えて
5曲披露。

以下セトリ。

01.涙も出ないよ
02.stylist(スタイリスト)
03.blank calendar(ブランク カレンダー)
04.period(ピリオド)
05.blue blues rain(ブルー ブルース レイン)

ステージ前に聞いた話では
1曲目は新曲だそうです。

その新曲も含めて
最初に2曲演奏した後、MCに。
「初めまして。今日は皆さんギターの弾き語りで、
 男臭いですが、自分的には割と好きな空間ですね。
 1人でここに立つのは2回目なので緊張してます。
 リハーサルで皆さんの演奏がすばらしくて、
 勉強しながら楽しみたいと思ってます」

続いて2曲演奏後、再びMC。
(blank calendar でブルースハープ使用)
「楽しんでますでしょうか。
 風邪はひいてないですか」
と言ったとき、客席の知香さんから一言
「暗い!」と間の手が入りました(藁
「(暗いのは)元々の性格なんでしょうがないんですが、
 先ほどの伊藤さんも風邪を引いて大変でしたが、
 皆さんも気をつけてください」
と話して、今後の活動の告知をしたあと
最後の曲に入りました。

「blue blues rain」は、
もう何度か聴いていて馴染んでいることもあり、
完成形に近いのではないかと思います。
アレンジも変わってないし。

その他の曲については、
「period」の前奏で「おやっ」と思った以外は
曲調が似ている感じがして、
ステージの流れが、やや単調な印象を受けました。

岳人さんの持ち味は
クールさとギター演奏だと思います。
間奏の演奏になると
ギターの方に注意を集中するのが、
いかにも岳人さんらしい。
(て、当たり前のことなんでしょうが【^^ゞ)
その一方で、ヴォーカルは
今ひとつ張りというか伸びに乏しい。
それはそれで個性でしょうから、
だからこそ演奏のアレンジで
メリハリを出した方がいいような気がしました。

以上、素人なりの感想です。暴言多謝。


次のステージはjunjunさん。
立ったままギターの弾き語りで4曲演奏のあと、
キーボードで2曲披露。

ギターの時はMCと演奏のつながり具合が絶妙で
いつの間にか曲に入っているという流れでした。

MCの方もユーモアたっぷりのもので、
例えば先日、仕事で福岡(だったかな)に行ったとき、
家電製品の運搬時にズボンのお尻を破いてしまい、
ソーイングもできないし、どうしたらいいか分からず、
そのまま東京まで2時間、
破れたズボンのまま苦労しいしい帰ってきました
という話とか。

こういう話をしながら
曲に自然と入っていくのですから、
不思議です。

キーボード演奏の前のMCで、
年を取ってギターしか弾けないのは嫌だなあ
と思って、最近、ピアノを始めました
ですから、白鍵だけで演奏します、
と話してました。

このキーボード演奏も無手勝流というか、
不協和音も気にせずバンバン出してましたが、
不思議とヴォーカルとマッチしていて
トイピアノかなんかの前衛的な曲のように
それなりにちゃんとした曲として聴けました。

多分、ヴォーカルがよく響き、
ブレがないからだと思います。
(素人の分析ですがw)

最後のステージは、
オープニング・アクトもこなした
たかはしようへいさん。
ブルースハープも交えながら
ギターの弾き語りで5曲を披露。

そのうちの4曲目が、
当日のステージ前に
カラオケボックスで時間をつぶしていた
2時間のうちに作った曲だと話してました。

その曲の中で、さっき聞いたばかりの
junjunさんのMCに出てきた
お尻が破れたズボンのエピソードを歌詞にして、
ワンコーラス加えてました。

junjunさんがMCの時に、
こういう時はどうしたらいいか、
たかはしようへいさんが後で
答えてくれると思います、
と振ったのを受けてのパフォーマンスでした。

最後のMCでは、
(それとも曲中にだったかしらん)
当日の各出演者の紹介をしてまして、
岳人さんについては
「クールな歌声なのに、
 にじむ汗でキラーンとしてた」
という紹介でした。


ステージ終了後は、
打ち上げに参加せず帰るという
岳人さんと知香さんに合わせて、
自分も店を出ましたが、
Layさんのラジオを聞くために
店を出たところでお二人とは別れて
ビルの入り口、ちょっと風よけにもなるところで
例の携帯ラジオで番組を聴くことしばし。

前にも書きましたが、
幡ヶ谷のそこでは、かなりクリアに聴けます。

聴いているとき、
伊藤雅彦さんが降りてきたので、
ちょっと頭を下げてご挨拶という一幕も。
何なんだろうと思われただろうなー(苦笑)


岳人さん、出演者の皆さん、
お疲れさまでした。