$圏外の日乘-上映スケジュール(2010.5.29) 28日夜から
 29日朝にかけて
 TOHOシネマズ
 六本木ヒルズの
 ロッポンギ・
 アニメ・ナイト枠で
 開かれた
 『大魔神カノン』の
 オールナイト・イベントに
 奈央ちゃんも登壇する
 ということで、
 行ってきました。

 23:00ごろ
 六本木に到着。
 奈央ちゃんのブログ
 内容にちなんで
近所の松屋でトマト・カレーを食べてから
(初めて食べました。「世界一」には及ばないでしょうがw
 お値段リーズナブルで、なかなか美味しい)
映画館に向かいました。

ヲ仲間に頼んで取ってもらった座席が、なんとB列。
A列はマスコミ席だから、実質最前列。それもほぼ中央。
感謝してもしきれないっす~。(-人-)

最初にブジンくんから注意と案内があって、
(ブジンくんは YouTube 配信の放課後個人授業のMCです)
しばらくしてMCの西川さん(角川書店の宣伝担当)が登場。
彼の呼びかけでゲストが登場しました。

並びは下手から、西川MC、高寺重徳プロデューサー、
奈央ちゃん、坂本太郎監督、
里久鳴祐果さん(ブジンくんを持って)、鈴村展弘監督の順。
奈央ちゃん、ほぼ正面!
何度かアイ・コンタクトできちゃったー(///∇//)

西川MCの提案で自己紹介ならぬ他己紹介となりまして、
まず高寺Pが奈央ちゃんを紹介。
「忍者戦隊」とか「忍者ブルー」とか言って
奈央ちゃんにダメ出しされてました(藁

続いて奈央ちゃんが坂本監督を紹介。
「一見ちょっと恐そうですが、優しくてカワイくて、
 ほど良くスケベな監督」だとのこと。

「スケベ」だというのは、
イケチヨを撮る時、いつも以上に、
はい、胸! はい、お尻! はい、脚!
と言われたからだそうです。

そう言われた坂本監督、
だってイケチヨならそうなるでしょう
というような反論をされてました(藁

その後、着席。
ちなみに椅子が用意されていたのは
4回あったトークの内、この回だけです。

トークはおおむね、里久鳴さん、奈央ちゃん、高寺P、
坂本監督、鈴村監督の順で、西川MCから質問が入るんですが、
高寺Pのボケと鈴村監督のツッコミが笑いを誘う中、
男性陣の会話中心に進みました。

西川MCが奈央ちゃんに、露出の多さ、つやつやの肌、
胸に銀玉と、お色気キャラ初ですが、
という質問を振って、胸に銀玉の説明に入ると、
たちまち話がズレていきます(藁

胸に銀玉というのは、ブチンコがイケチヨの胸に入る時、
CG処理したブチンコの出入りを重ねる際
胸の凹みができる描写を自然にするために
銀の玉を出し入れしたそうです。

その際、「銀玉は俺がやる!」と
高寺Pが言ってたとか言わないとかいう振りがあって、
高寺Pが西川MCや鈴村監督にいじられ、
高寺Pがイケチヨはもともとトトヒメという名前だった、
タマッコも最初は違う名前で、……という話題になって
どんどん話がズレていく、といった具合。

そうした雰囲気の中での、奈央ちゃんの発言を拾うと、

「(高寺さんは)なにげに、
 大事なことを最初に言ってくれなくて、
 オーディションで選んだ理由も、
 終わった後しばらくしてから聞かされたんですよ。
 嬉しかったですけど、
 もっと早く言ってほしかったなあ」

「イケチヨは前身にラメを塗ったので、
 家に帰ってお風呂に入った時も
 ラメが浮いてくるくらいでした」

ちなみに前身ラメは
脚本の大石真司さんのアイデアで、
ご想像のとおり、魚のウロコを表現しているそうです。

奈央ちゃんが通った跡はラメラメでした、
という里久鳴さんの感想(言語感覚)がユニーク。
なんか、ナメ……もとい、カタツムリみたいだなあ(藁

その他、高寺Pの
『大魔神カノン』は『大魔神』だけでなく、
『妖怪大戦争』のリメイクでもあり、
だからオンバケなんです、
という発言に、納得のいったことでした。

トークの後はフォト・セッション。
その際の並びは高寺P、坂本監督、奈央ちゃん、
里久鳴さん、鈴村監督の順でした。
集合写真の後は女優陣のツーショット撮影。

最後に女優陣二人から〆の挨拶がありました。

奈央ちゃんの言葉は以下の通り。
「深い時間になって長い時間になりますが、
 いろんな展開、いろんな登場人物、
 歌もいろいろ出てきますので、
 くれぐれも眠くならないで、
 て、もう寝ちゃってる人もいますけど(藁
 最後まで楽しんでいってください」

「深い時間」というのは
鈴村監督が使っていた言い回しだと思いますけど、
「遅い時間」を「深い」という言い方、
初めて聞きました。

その後、『大魔神カノン』の第1~5話を上映して、
トークショーの第2回目に入りました。
西川MC、高寺P、
角川書店(角川映画?)代表取締役社長・井上伸一郎、
里久鳴さん、鈴村監督が登場。

里久鳴さんは昨日の YouTube で配信された
今回のイベントの予告撮りのエピソードを披露。

井上社長は特撮やアニメのキャラ好きのようで、
5、6話の見どころは、と西川MCに振られて、
「第5、6話で、カノンとタイヘイの心が通じ合うのは、
 『帰ってきたウルトラマン』で、
 郷秀樹がMATに溶け込むのと韻を踏んでいて、
 (要するに、第6話で作品世界が安定する
  ということを言いたいらしいw)
 同じことがエヴァにも言えるんですよ」
と話したところ、
そんなコアな話は
若い里久鳴さんには分からないでしょう
と鈴村監督にツッコまれてました(藁

井上社長はこの他にも、
第3回のトークでは、
清水厚監督の回の感想として、
実相寺、生きていたのか、と言ったり、
『ウルトラQ』の製作話数と放映話数の
順序の違いを例にとった話をして、
だから里久鳴さんに分からないでしょう、と
やっぱりツッコまれてました。愛すべき特ヲタ(藁

最後は里久鳴さんが、
「第5、6話の清水厚監督は
 光にこだわる監督で、
 光(の絵)を作るのに時間がかかりました。
 1回に30分とか、かかるくらいのこだわりで
 撮影したので、そこらへんを観てください」
と、真面目なコメントで〆て、
(西川MCを始め、オヤジ・ゲスト絶賛【苦笑】)
第5、6話の上映に入りました。

トークショーの第3回目は、
井上社長、高寺P、里久鳴さん、鈴村監督に加え、
新たに野村次郎カメラマンが登場。
ハシタカの宙吊りアクションを撮る時、
野村カメラマンもクレーンで吊られて撮った際の
エピソードなどが披露されました。
あと、里久鳴さんのシャワーシーンについて
西川MCが話を振ると、
お色気担当はイケチヨ姐さんに任そうかなと思います、
と笑って流してました。

高寺Pが、テレビでずーっと観てる人は
どんな人かなと思ってて、
今日、見ることができて
良かったなと思ってるんですが、
とかいう話をして、ツッコまれてました。
だって、こんなニッチを狙った話なんで、
作らなくてもいいんじゃないか
くらいに思われてるんじゃないかと
気になってたそうです(藁

その他、ツィートされると不味い
あんな話やこんな話なんかをしたあと(苦笑)
休憩をはさんで、残りのエピソードが上映されました。

上映後、トークショーの第4回が始まり、
鈴村監督、高寺Pというおなじみの二人の他、
新たに大峯靖弘監督が加わりました。
さすがに里久鳴さんはお帰りのようです(藁

ここでもツィートされると不味い
あんな話やこんな話が出た後、
プレゼント大会がありました。

商品は、
表2に本日のゲストによるサインとコメントの入った
コミック版『大魔神カノン』3冊。これに、
やはりゲストのサイン入り色紙がセットで付きます。
表紙にゲストのサインが入った準備稿の台本2冊。
特撮リボルテックの大魔神、平成ガメラ、
平成ギャオスの三点セットが2セット。
以上、計7商品でした。

ぜ~んぶ外れたのは、いうまでもありません...orz

そのあと、最後に上映される作品が
平成ガメラ映画であることについての、
カノンが可愛がっているミドリガメのドリちゃんが
死んでオンバケになるとガメラだろう、というわけで、
ガメラがTVシリーズになるという期待(洒落)もこめて、
と高寺Pが話して後、
『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995)が始まりました。

平成版ガメラ対ギャオス、
前にレンタルで観た時、ひたすら感心しましたが、
今回も、前半のギャオス捕獲計画の描写など、
シビれるくらい、素晴しい出来ですね。
伊藤和典脚本、金子修介監督作品ですから、
練られた脚本、ツボを付いてくる演出など、
シビれるのも当たり前っちゃあ、当たり前なんですが。

中山忍もステキでした。

今回は、『仮面ライダーカブト』での演技が印象的だった
本田博太郎が出ていたことを知り、
若っ! と思ってしまったことでした。

すべてが終了したのは6:00ごろ。
ヲ仲間の皆さんはお帰りですが、
自分は昼から所用があり、神保町に向かい、
ファミレスで時間をつぶしました。
朝食を取ったせいか、
さすがにうつらうつらとしてしまいましたが、
午後の所用自体は問題なく終了。

ただ、その後さらに夕方から夜にかけて
別件の集まりがあり、
さすがにそちらは朦朧としてしまいましたが、
それでも夜の飲み会になると、
シャッキリするあたり、現金なものですなあ(苦笑)

帰り着いたのは23:00ごろかなあ。
ポストを見ると、『リセット3・2・1…』の
公演DVDが届いてました(ようやく……)。
偶然ですねー。

部屋に入って録画をチェックすると、
カノンではなく、女子が延々と卓球している映像が……
第9話、放送されなかったようですね。

その後、お酒を飲みながら(まだか~い!)
ペタを返して、さすがにレポを書く気力はなく、
床に就いたことでした。

オールナイトに参加されたヲ仲間の皆さん、
スタッフの皆さん、
オールじゃないけど(藁)奈央ちゃん、
お疲れさまでした~。

$圏外の日乘-カノンの夕べ Vol.1 参加特典

上の写真、下のは、
当日出席者に配布された全プレ袋です。
封入されているのは
高寺P直筆の、当日のタイムスケジュール。
裏には、「いのりうた」の歌詞が、
やはり手書きで書かれています。
あと、第2話で破壊された
お城や民家のセットで使われた瓦(の実物)。
高寺Pが撮影後、
いつか使えると思って拾い集めてたものだそうで、
意外と(?)マメな性格が滲み出たプレゼントでした。

次回、Vol.2があれば行くのかどうか。
それは奈央ちゃんの参加次第だなー、やっぱ(藁