運命のプレゼント ~いぬねこ雑誌派遣の巻ぷろろーぐ | 奥様はねこ ~団地妻猫とダーリン絵日記~

運命のプレゼント ~いぬねこ雑誌派遣の巻ぷろろーぐ

前回チラッとふれた、某いぬねこ雑誌の派遣の巻~~のプロローグです。

誤解をされた方も多かったみたいなので、弁明。私は、編集とかクリエイティブな職種で勤務したわけでなく、単なるパートのおばちゃ・・おねいさんだったのです。人手がたりない時の助っ人事務員にすぎません。なーんらすごいことはしてないの。。すまんね。
 OL時代に携わった業務がちょうど役に立ったお仕事と、誰にでもできるけど時間のかかる作業をちょこちょこお手伝いしてた感じです。
 で、じゃぁ何を描くん?というのは、編集部の雰囲気がと~ってもよかくて派遣たのしかったぁ~♪というOL生活と、猫は言わずもがな、犬もだーい好きになって思い出したことなど、つれづれにぴろぴろ描いて行きたいと思います。
えぇと、これからする「いぬねこ雑誌で派遣のお話」は、妻ねこの妄想でフィクションで実在の団体・人物とは一切がっさい関係ございません。。ということに。。

$奥様はねこ ~団地妻猫とダーリン絵日記~-犬猫即決

派遣に行った先は、某有名いぬねこ雑誌「いぬのみもち・ねこのこもち(仮名)」で、人手か足りなくなる数ヶ月だけ、基本週3日で通いました。
超、ラッキーですょね。それは自分でも実感しまくりです。
募集していたお仕事に申込む形式ではなく、ある日突然紹介されたのですから。
このお仕事で私は絵は描いてません(電話伝言メモの端にらくがきはしましたが)。
履歴書に猫が大好きなんてことも、書いてるはずもなく、、
ほんとにほんとに偶然で、猫大好き猫アレルギーの私に与えれらた幸せでした。

超ラッキー・・のこの出来事は、運命のプレゼントだったのでは?と思っていました。

と、いうのは、その年は、それまで、今まで生きてきた中で一番つらく哀しい年だったから。。

その年は、穏やかで幸せな新年を迎え、夫婦両方の実家に次々帰省し楽しいお正月をすごしたばかりでした。お正月明けに、父からの電話世界が一変しました。
 が脳の病で倒れました
健康に気を使っててやせてて実年齢より10以上若く見える母が、毎日ストレッチを欠かさず、週2回2kmも泳いでて、自転車も立ちこぎしちゃう元気な母が、着物で凛と花を生けお茶をたてる母が。誰もが信じられない事態でした。
 一命はとりとめたものの、半年の入院生活、今までと生活を変えなければならない状況で、やる事は山程ありました。 なにより母本人が悲しむ苦しむ様を見ること、何もできないもどかしい日々でした。
父は、一人暮らしの経験もなく、家事を一切できない上、食事制限がありました。完璧主婦の母がいないと維持できないず、車がないと生活しにくく、底冷えして温度差の多い実家。
母の退院前に便利で温度差のすくないもっとコンパクトなマンションに引越す必要があり、引越し準備、実家のかたづけ(=育った故郷との別れ)、母の見舞・・、めまぐるしい日々。
 これを元気にのりきれたのは、その時私のお腹に宿っていた赤ちゃんに支えられていたんだと思います。お腹をさわると、元気がもらえて、私がしっかりしなと!だいじょうぶ、ママがんばる!って思ってがんばれました。
 妊娠について、比較的安定する12週をすぎるまでダーリンにつげず、他の家族にはこんな事態の真っ最中ということもあり安定期の6ヶ月に入るまではいわずにいるつもりでした。
 そして、雪の多かった冬を超え、桜の花が散る頃、6ヶ月まであと数日だったのに、私を支えるだけ支えてお腹の赤ちゃんはお空に行ってしまいました。。。哀しくてかなしくてかなしくて・・
 でも、ちょうどその頃、父は、目の簡単な手術に失敗し、母の転院もありどうしても私も手伝わなければならず、母も精神的にかなりおいこまれていて一人にしておくのが心配な状況だったので、日中は笑顔で見舞いし転院の手伝いをし、夜中布団の中でなき続けてました。産んであげられなくてごめんね。ごめんね。ごめんね。。。

・・夏を前に、母は退院し、父母は新居で新生活をはじめました。母の精神的ダメージが大きく、誰かがついていないと、壊れてしまいそうだったので、父が週何日か仕事を再開し、その間は私が母と、なるべく普通に、いつものずうずうしく甘える次女として一緒にすごしていました。
料理も、手伝うというと母がつらがると思い、料理教室として、母に料理を教わりつつ手伝うようにしました。
 新しい生活に少しずつ母もなれ落ち着いてきた晩秋、私の出番も週1-2日になってきたので、フルタイムではない派遣のお仕事を求め、派遣登録に行きました。

 そして、ある日鳴った電話で「いぬの●もち・ねこの●もち」のお仕事を紹介されました。
つらすぎる年だった・・で終わらないように、楽しい経験をプレゼントされたような・・運命のプレゼントのような出来事だったのです。

あい、次回から楽しいお気楽な某いぬねこ雑誌で派遣の巻です~♪
※このお話は、妻ねこの妄想でありフィクションであり、実在の団体・人物とはいっさいがっさいなんの関係ございません。。。だから守秘義務とか関係ないんです。きっと。

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