村人自作ジョーロ | Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun!  Jam Tun!

Jam Tun! (ジャム タン)とは、プル族の言葉で「平和だけ」ってこと。
あらゆる挨拶をされてもこの「Jam Tun!」って答えればオッケー!
セネガルの大地で青年海外協力隊員として、どっぷりプル族と向き合いながら生きた日々の記録。

ご存じのとおり、貧困の地なんで村人はお金を持ってない。

だから、先進国から来た我々にお金やものを「くれくれ」言う。

でも一方で、モノがないなりに工夫して頑張ってる村人もしっかりいる。


畑に水やりするジョーロがない。町で購入すると6000FCFA(日本円で1200円)。こんな大金、村のお金を集めてもなかなか出せるもんやなく、俺が村に行くたびに「ジョーロくれ!買ってくれ!」ってしょっちゅう言われる。

バケツでバシャーって勢いよく水やりしちゃって、土から種が飛び出しそうになったり、穴ができたり。。。

あまりよろしくない。ジョーロであげれたらいいのになって思う。


そんなとき、ジョーロみたいなのを自作している村人と出会った。壊れたプラスチックのやかん(お祈りのために手や足を洗うもの)を使って作った自作ジョーロ。底にいっぱい穴開けている。
Jam Tun!  Jam Tun!
今年初めて野菜栽培を始めた村人。上手に水やりしています。

Jam Tun!  Jam Tun!
こうやって工夫して上手いことやるセネガル人に感動しました。