ご存じのとおり、貧困の地なんで村人はお金を持ってない。
だから、先進国から来た我々にお金やものを「くれくれ」言う。
でも一方で、モノがないなりに工夫して頑張ってる村人もしっかりいる。
畑に水やりするジョーロがない。町で購入すると6000FCFA(日本円で1200円)。こんな大金、村のお金を集めてもなかなか出せるもんやなく、俺が村に行くたびに「ジョーロくれ!買ってくれ!」ってしょっちゅう言われる。
バケツでバシャーって勢いよく水やりしちゃって、土から種が飛び出しそうになったり、穴ができたり。。。
あまりよろしくない。ジョーロであげれたらいいのになって思う。
そんなとき、ジョーロみたいなのを自作している村人と出会った。壊れたプラスチックのやかん(お祈りのために手や足を洗うもの)を使って作った自作ジョーロ。底にいっぱい穴開けている。
今年初めて野菜栽培を始めた村人。上手に水やりしています。