日々の生活の中で思い、言葉、行動に気を付けなければいけません。
これらの行為は寸分違わず自分に返ってくるからです。
善きことであれば問題ないのですが、悪しきことであれば自分も同じような経験をすることになりますので注意が必要です。
これを因果の法則ともいいます。
自ら蒔いた種は自ら刈り取る。
良き種を蒔けば幸せの縁となりますし、悪い種を蒔くと厳しい学びの課題が用意されてしまいます。
自分が幸せになりたければ他者を幸せにする努力をしなければなりません。
それは自分が幸せになることにもつながってくるからです。

良い人に出会いたいと思うならば先ずは自分が良い人になる努力をしなければいけません。
類は友を呼ぶといいまして、自分と同じような想念をもっている相手を自然と引き寄せてしまうからです。
これを波長の法則ともいいます。
身の回りにいる人達は自分の想念が引き寄せた相手でもありますので、相手を変えようとするのではなく自分が変わることにより相手も変わることもありますし、出会う相手もかわってきます。

この2つの法則は連動して働いていますのですべての出来事は偶然ではなく必然です。
目に映るすべての出来事は自分の心の中の映し出しでもありますので、今自分に起きている出来事、出会う人を通じてより多くを学びなさいという教えでもあります。
人は相手がいないと自分を磨くことができません。
お互い切磋琢磨しながらたましいを成長させていきたいものです。

昼間は人と会う機会が多いので何かとストレスがかかることがあると思います。
苦手な相手や取引先と会う前に自分を守る呼吸法がありますので書いてみたいと思います。

椅子に座るか立ったままでもかまいません。
背筋を伸ばして目を閉じて鼻から息を吸い込みます。
口から息をはくのですが1回目は自分の前後にバリア-を張るイメ-ジで、2回目は横、3回目は全体を守る感じで。
3回目のときは丹田に両手をあててそのバリア-をロックするイメ-ジでおこないます。
これを1セット。
これは人前で緊張しやすい人や試験、試合などにも自分の実力が発揮できる効果があります。
できれば毎日の習慣をお勧めします。
念の力も高まりますし、そのときだけだと念の力が高まらないこともありますので。

人と会って嫌なことがありましたら大きく深呼吸をして心の中のネガティブをはきだしましょう。
鼻から大きく息を吸い込んで丹田を両手にあてて思いっきり口からはきだします。(肺活量の検査の時のように)
これを3回繰り返します。

体調がすぐれないなと感じたとき。
鼻から息を吸い込んで口からゆっくりと細く長くはきだします。
これを3回。
10分くらいはかかると思いますが効果はでてきます。

できればこれらを毎日の日課とすれば体調も良くなってくるかと思います。