先月の出張中、電車の時間待ちの間
本屋さんに立ち寄ったら、一冊の本
を発見してしまった
(あの東野幸治さんですら泣いたと言われて
いる「永遠の0」を買っておこうと思ったの
ですが、結局5~6冊買ってしまった)
活字中毒なので、手元に本がないと
不安になってしまう
基本はミステリーとSFで、最近の
マンガは読んでないのですが・・・
衝動買いでマンガを買ってしまった
(やはりブログの影響か?)
ブラックジャック創作秘話 2巻
ブラック・ジャック創作(秘)話~手塚治虫の仕事場から~ 2 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)
1巻よりもさらに、手塚先生の人間臭さが
満載で面白かった
さすが「このマンガがすごい!」2012年 オトコ編 1位
手塚先生は会社として「虫プロ」
を設立した
しかし、ここは別名・・・
「徹夜アトム」「練馬完徹所」
と、呼ばれていた
当時の社員が昔の事を振り返って
こんなことを話している
一番大変だった事は?と聞かれ
「社長の原稿をとること!」と
答えたのは虫プロ制作進行の
担当だった河井さん
信じられないことに
神様であり、社長である手塚先生が
自分ちの社員に原稿の遅れを謝っている
(雑誌の編集者に怒られるのだったら
まだ解るが、自分ちの社員に怒られて
いるのだから・・・)
しかし、河合さんは妥協を許さなかった
すると、手塚先生は信じられない行動をとる
何と!
社員にむかって「会社やめます!」
しかも、机の下に隠れようとする
(これって,ほとんど子供?いや子供
でもこんな事しないだろう)
「ぼくの靴下どうするのですか!」
と逆ギレされて、呆然とする河合さん
結局、描き始めたら天才に戻る
手塚先生だった
ちょうど、この時期に描いたマンガが
「バンパイヤ」だった
主人公?のトッペイの
登場シーンがこれである
(後半は、完全にロックに主役を
奪われてしまった)
このときのタイトルが
「虫プロにきた少年」である
このトッペイ役をテレビでは
「相棒」で大ヒットした
水谷豊さんが演じた
バンパイヤのオーデションに合格して
いきなりの主演デビューだから凄い
このバックに注目してみてください
下宿のアパートの部屋にさりげなく
手塚先生の原画が飾ってある
これは「リボンの騎士」ではないか!
しかもテレビでは、貴重な当時の
虫プロの様子が映像に収められていた
ここが別名「練馬完徹所」と恐れられ
何人ものアシスタントがノイローゼや
倒れて辞めていった虫プロだそうである
そして「バンパイヤ」は第一回目から
手塚先生が出演していたのだ
(バックにさりげなく「ジャングル大帝」)
第二話では、ちゃんとセリフもあった
なんと虫プロ設立第一回の作品が、この
「バンパイヤ」だったのだ
そして、この作品は日本で初めての
アニメ合成実写作品という画期的な
作品だった
しかし、不運だったのは虫プロの
倒産によりフィルムが紛失
長年、幻の作品とされてきたのだが
フィルムが発見され、無事DVD化され
たのである
バンパイヤ Complete BOX [DVD]
しかも安い!さっそく買って鑑賞した
(これは、まさしく貴重映像だった)
今回は「バンパイヤ」について
探求します
(来週は「手塚治虫展」もあることだし)
次回のブログに続く
お勧めです!あの東野幸治が泣いた!
永遠の0 (講談社文庫)
2013年公開「永遠の0」(百田尚樹原作)
主演にV6の岡田准一を迎えて、三浦春馬、井上真央
の豪華キャストだそうだ
ついでに、こちらもお勧め
モンスター (幻冬舎文庫)
同じく百田尚樹原作で、こちらも
高岡早紀さんで映画化決定!
モンスター"と呼ばれるほど醜い顔だった和子は
整形手術を繰り返し・・・
百田さんは、さすが放送作家だけあって
文章が頭の中で映像化しやすい
百田さんの「探偵ナイトスクープ」は
なにげに好きな番組です
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アブトル・ダムラル・オムニス・ノムニス・
ベル・エス・ホリマク
(我とともに来たり、我とともに滅ぶべし)
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