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先ほど大阪ローカルの番組で、お好み焼きで有名な「千房」の社長さんが出演されていました。その中で紹介された社員教育は、とにかく褒めて褒めて褒めまくる。
見ているこっちも照れくさくなるくらい、真っ直ぐな褒め言葉のオンパレード。
最初は照れくさくても、だんだんその言葉を発する方も聞く方も、気持ちが高揚してくるのがわかるから、その方法が受け継がれていくのでしょう。「千房」は35周年を迎えるそうです。
職場でも、ポジティブな言葉を発する人にはポジティブな出来事や人がついてきているのを見ます。
ある上司の下では萎縮して失敗ばかりだったのが、ポジティブな上司に変わった途端、仕事の効率がよくなって本人の表情も変わってきたり。
実は、人からのポジティブパワーを待つよりは、自分で生み出した方が早いときがあります。そのために、言葉を発する前に「プラス」に転換する癖をつけておく。
何事も必ず2つの見方、局面がある
ことは前にお話ししました。それを、悪いことが起きたときほど意識するようにします。
例えば、誰かが失敗してしまって自分にも不都合な事が起きたとき。
→ あと1日遅かったらもっと状況が悪くなっていたので、今でよかった
→ 被害に遭うのが上司だったら、もっとややこしくなっていたのでよかった
→ 被害が思いのほか少ない範囲・金額なのでまだマシ
→ 自分が昔同じ失敗をしたときより、良い処理をしている
などなど、どうにか無理にでも「プラス」要素を見つけるようにします。言葉は、思い浮かんだだけでも気持ちを引っぱる力があるからです。
もしできるなら、それを当事者に伝えます。
はらわたが煮えくりかえるような怒りを否定はしません。怒らなければいけない状況もあります。
ただ、その感情に長い時間さらされるのを防ぐ心の準備があると、ラクです。発したプラスの言葉で職場の流れが変わることもあります。
今回は仕事の話でしたが、次回は「ブログでの言葉」について考えを書きますね。