久しぶりにダイオードレーザーによるホクロ除去のブログを
書きます。
パソコンの具合が悪くなって新しいパソコンに買い替えたのですが、windows 10になりそれまでの写真の保存、選択等が7と違い
管理できなくなってしまったのです。
やっと理解できた?ので、やる気が起きてきました。
これまでたくさんのほくろ除去を行ってきました。
よく質問されるのが、顔以外のホクロもできますか?という質問です。
私にとっては顔のほくろもからだのほくろも同じであるので、なぜ
このような質問をするのかと思っていたのですが、一般の方は
何か違うと考えている方が多いようですね。
ホームページに掲載している症例写真も顔の写真が中心なので
からだのホクロはあまり積極的に施術していないと受けとめられたのかもしれません。
実際はからだのほくろもたくさんとっています。
注意点としてからだは顔と比較して血管が少ないので、レーザー照射後の回復が遅いのです。
つまり創傷治癒力が弱いので、キレイになるのに、顔より時間がかかるのです。
また部位にもよりますが、熱が入りやすい傾向にあります。
照射時間には気を付けていますが、肌質に個人差があるゆえ
神経を使います。
このケースは首の下にある鎖骨の上にあった良性のほくろ、正式には色素性母斑です。(必ずダーモスコピーで確認しています)
見事に取れています。とても喜んでいただいて医者冥利に尽きます。
私はダイオードレーザーによるほくろ除去が好きです。
ダイオードレーザーによるほくろ除去のリスクと副作用
「必ずお読みください」
①どのレーザーを使用しても、ほくろ除去はレーザーの光が熱に変わり、その熱が周囲に波及しほくろを焼くという行為です。つまり「いいヤケド」をさせる施術なのです。
ダイオードレーザーの場合、メラニンに光が吸収されて熱に変わります。一般的なCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は皮膚の中の水分に吸収されて熱に変化するのです。吸収する物質によって違いが出てきます。
②「いいヤケド」をする施術なので、焼け跡つまり傷跡には多かれ少なかれなります。
③完全に正常な皮膚に戻るわけではなく、仕上がりには個人差があります。
④熱で焼く行為なので「赤み」は必ずでます。短期間に消える方と、数年残る方もいます。これは照射前には予測できません。
色白の方は赤みが出やすく、消えていくのに時間がかかるようです。また施術後の炎症(赤み)は、元のホクロより大きくなる場合があります。
⑤盛り上がったホクロは、ちょうど野球のボールが砂浜に半分埋まった状態に似ています。つまり皮膚の下にも盛り上がった部分と同じくらいほくろの細胞が増殖しているのです。ですから完全にとればへこむわけです。
しかし、体の中で顔が一番血流が豊富であること即ち創傷治癒力(傷を治す力)が強いので、経時変化でへこみがなくなる場合が多いのです。
もちろんホクロの大きさや性状そして創傷治癒力には個人差があるので「へこみ」が残ることがあります。「へこみ」はどんなレーザーを使用しても、どんなドクターが施術しても可能性があります。「へこみ」はまず治せません。
⑥傷跡が白くなり(唇は要注意です)盛り上がる事があります。その場合、除去は困難です。
白色瘢痕といって、ホクロ除去に限らずキズの最終的な状態です。これもどんなレーザーを使用しても、どんなドクターが施術しても可能性があります。
⑦水ぶくれや侵出液が出る(じゅくじゅくする)場合が時にありますが、出血は生じません。色素沈着が稀に起こることがあります。
⑧レーザー照射をピンポイントで行っていますが、ホクロより大きく熱が拡散するケースがあります。その場合ほくろの大きさよりも多少大きく焼けます。
⑨1回でとり切れない場合がありますが、2回目以降は再診料のみで、レーザー料金の追加はありません。(ただし1年間有効)
⑩20歳未満の方は必ず保護者の許可を得てください。
⑪ノーダウンタイム、カバーの必要がない施術です。
料金
1mmあたり | ¥6,000~ 色調、深さ、部位、隆起の度合いにより料金が変わります。 |
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口唇 | ¥20,000~ |
1回で取り切れない場合には、ほくろが取り切れるまで責任を持ちます。 ※クレジットカードは5万円以上でご使用できます。(Visa or Masterのみ) |
東京都足立区 大山皮膚科 大山克巳 03-3880-0776