「テオブロマ・カカオ」。
ギリシャ語で"神 (theos)の食べ物 (broma)"を意味する"テオブロマ/Theobroma" 、神さまの食べ物であるカカオの学名です。
前回はローチョコレート、ローホワイトチョコレート、カカオバターを使ったフルーツムースなどのお話しをしましたが、今回は簡単にカカオをデイリーに取り入れる方法をご紹介します。カカオワークその壱はこちらから。
チョコレートクリーム。世の中にあるといいな、というもののひとつだと思いますが、カカオパウダーとアボカド+甘味(液体がよろしい)があればいつでも簡単に作れます。
バニラパウダー(またはエクストラクト)、お好きなスパイス、マカなどのスーパーフードを加えてブレンダーで撹拌するだけ。お水やココナッツウォーターを足して、硬さを調整します。
即席デライトなスィーツが出来上がりますが、これをちょっとアレンジして凍らせるとリッチなアイスクリームになります。
アイスクリームにする時には、舐めてみてちょっと甘いかな、と感じるくらいにしておくのが良いです。アボカドをバナナに代えて、ベリー系のフリーズドライ・パウダーや、カシスをちょっと入れると大人のアイスクリームが出来上がります。
ガ~ッと撹拌してできる重めのスムージーを凍らせ、食べる時にまたガ~ッとブレンダーにかけます。するととろり~とリッチなアイスクリーム。
この時期沖縄は、"島バナナ"と呼ばれるモンキーバナナのような寸詰まりな可愛いバナナが旬です。何度かブログに書いておりますが、私は普通のバナナは苦手。ですが島バナナは大好きでして、アイスクリームを作る時は、このねっとりとした甘みの島バナナが欠かせません。
もうひとつ、スーパーイージーなカカオワークは、チョコレートミルクです。お好きなミルクとカカオパウダー+甘味と少々の塩を加えて拡散するだけ。
私はアーモンドミルクで作りますが、ココナッツオイルをちょっと加えると、とってもリッチで美味しいチョコレートミルクになります。
さて、もうちょっとしっかりめのロー・カカオスィーツが食べたい時は、ナッツと一緒に撹拌します。甘味はドライフルーツのなつめやし、デーツを使うのでほとんど自然の甘みだけ。
写真は胡桃ですが、カシューナッツも美味しい。
脂質の多いナッツがおススメ。
これをどのように固めるかによって、ブリスボールになったり、どっしりした西洋きんつば的な、ブラウニーになったりします。
下の写真は昨年末の太陽礼拝108回終わってから、みんなで頂いたブリスボール。カシューナッツで作りました。
サンスクリット語の"至福・歓喜"という意味の"アーナンダ"からきている、神経伝達物質アナンダミドが含まれているカカオ。愛してやみません。
次回は加熱して楽しむ方法をシェアします。