7月、8月は遠征がなホームにおりますが、偶然とはいえ正しい選択だったと思います。東京や京都の夏は沖縄より暑く、過酷です。日差しの強さは比べものになりませんが、日陰や日没後は涼しくなる沖縄の夏は、熱帯夜もないし過ごしやすいと思います。長いですけれども。

とは言え、沖縄のスーパーやカフェなどの屋内は、冷蔵庫の中のように異常に冷えていて、体内に入る空気の温度を一定にする自律神経の働き、ホメオスタシス/恒常性を保つのには、寒暖差の激しい環境です。みんな大好き沖縄ぜんざいなどの、冷たい物の採り過ぎも胃を冷やして働きを低下させ、消化不良を引き起こします。食欲が減退すると、汗で失われたビタミンなどの必要な栄養素の吸収率が悪くなり、夏バテしてしまう。
胃を温めるために常温、または温かい飲み物を飲み、ぬるいお風呂にゆっくりつかったりして、体を中から温めると効果的ですが、沖縄ではあまりお風呂に浸かりませんよね。


umeJar


夏が始まる前、一年に一度しか作れない青梅の酵素ジュース。Day1です。



そこで、沖縄の夏をサバイヴする方法、その三は、"酵素と発酵食品の摂取"です。このふたつはどこの夏にも必要ですが、肉食習慣が多い沖縄は、加えて100メートル先のコンビニにも車で出かける日常。まぁ、この日差しでは外を歩くのもつらい時間帯もありますが。
動物性タンパク質は大量の消化酵素を必要とします。 栄養過多で運動不足な食生活は、消化酵素を浪費し、代謝酵素がどんどん不足していくのです。この言い方は少しトリッキーですが。正しくは、優先的に作られる消化酵素をたくさん作るために代謝酵素が十分に作られず、太りやすい体+老化促進になる、と言う方が良いでしょうか。


ferment01


白砂糖の浸透圧で青梅のエキスが押し出され、発酵を始めたあたり。



ferment02


一番発酵が激しかった頃。白い泡の層ができました。


ferment03




消化酵素と代謝酵素については、8月からスタートする新クラス「デトックスヨーガとジュース・クレンズ」絡みでもお話していきますが、ここでのアイディアは消化酵素の無駄使いを控える、ということです。酵素はタンパク質を基に構成されているため、体に取り込んだとしてもアミノ酸に分解されます。つまり酵素を体外から補給することはできないのですが、栄養素も高い酵素をたくさん含んだ食品や発酵食品は、消化酵素の働きを助けます。

日常的なダメージを回復し、再生するために新陳代謝は必要不可欠。怪我をした動物は食事を取らずに治します。排泄・解毒・筋肉活動・呼吸・免疫力・自然治癒力など多くの働きに使われる代謝酵素を作り、膨大なエネルギーを必要とする消化活動を控えることを、本能的に知っているのです。

夏バテで食欲がない場合も、無理して食さない方が、早期の回復に向かいます。たまに小食で過ごすと、体の調子が良くなるのを感じたことはありますか?

まだまだ始まったばかりの沖縄の夏を、元気で過ごしていきましょう。











オキシャンティのサイトHPはこちらから。

hpBtn