さて、一週間後に控えた「年末の太陽礼拝108」に向けて、基本の12のポーズとそれぞれのマントラをご紹介していきます。初めての方も、12のアーサナ(ポーズ)にまつわるエピソードなどを楽しんでいただき、リラックスしてご参加されてください。

太陽礼拝は、一年のサイクルを体でつづる、時間の輪、マーラです。





1.山のポーズ/タダーサナ、サマスティティ

その昔、インドの元旦は冬至、新月と同じくそれは太陽の誕生の日でした。新たに生まれる恵みを待つのでしょうか。しっかりと大地に立ち、根をはやして太陽に向かい合掌します。
マントラは、Om Mitraya namah オーム ミトラヤ ナマハ、万物の友に礼拝。



2.月のポーズ/ハスタ・ウッターナ・アーサナ、チャンドラ

季節が春に向かう芽吹きの時期。やさしく肌に触れる自然の新たな営みを感じながら、胸を開いていきます。吸いながら合わせた手を頭上にかかげ、上体を伸ばしながら反っていきます。
体の全面をストレッチするこのポーズは内蔵機能を活性化してくれる。太陽の誕生のち共に育まれてゆく、生命のうごめきのようです。
マントラは、Om ravaya namah オーム ラヴァエー ナマハ、光り輝くものに礼拝。




さぁ大地にしっかりと立って、まずは胸を開いてみましょう。ティーダに向かって。




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