瞑想ワークショップ第一回、食事瞑想、先週の土曜日に開催いたしました。
読谷のマクロビオーガニックカフェ、bio cafe 清流舎の長嶺ヒロコ先生とのコラボレーションで、参加者4名さまとの素晴らしい時間をすごしました。どうもありがとうございます。


OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-meditation

呼吸法でしっかり深い息を体に送り込んでから、一時間くらいの瞑想に入ります。
参加者のお一人はこんなに時間が経っていたのかと、驚かれていました。


ワークショップは全体の流れと、どうして瞑想が良いのか、のご説明ののち、呼吸筋(肋間筋・腹筋・横隔膜)を使って体幹を感じながらお腹の底まで空気を入れてゆく腹式呼吸から始めました。
ストレスにさらされている私たち現代人は、浅い呼吸をしている人が多く、肩と首周りの小さな筋肉を主に使っているために体に負担がかかっています。それに気がつき、普段は自律神経にまかせっきりの吸う息、吐く息に意識を置いて気持ちを内側に向けていき、呼吸筋、特に横隔膜をしっかり使って深い呼吸をすることで、リラックスモードである副交感神経を刺激してこころに平安を取り戻していきます。

呼吸をしばらく練習したあと瞑想に入ると、吐く息をだんだん長く伸ばしていきました。吸う息よりも吐くことが大事です。しっかり吐き切って、プラーナ、新しい生命力を体に取り込んでゆきます。イメージの肩鼻呼吸、ボディスキャニングなどしながら、一時間くらいの瞑想を終えて、お食事に移りました。

OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-steamedVegie
酵素を発酵させて炊く玄米ご飯、アーサーのお吸い物、そして塩もみしてから蒸した温野菜の絶品のおいしいお食事。
野菜はさまざまな食感のあるものをヒロコ先生が工夫してくださり、しっかりと歯ごたえのある蓮根や口の中でとろける里芋、さわさわと口の中あちこちを触るブロッコリーなど、瞑想後に引き続く繊細な感覚を刺激されました。

OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-Vegie

不思議な食感の小豆色のつぶつぶはとうもろこしだそうです。



OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-lunch

OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-eating
全て昆布だしとお塩だけを使ったシンプルな味付けですが、美味しい。

アーサーのお吸い物は沖縄塗りの上品なお椀に入れていただきました。赤地に黄色い花が一輪咲く、美しいお椀。この食器の唇に触れる感覚もきわめて敏感になっています。









お食事は一口入れたら、お箸を置き、ゆっくり咀嚼していきます。ゆらゆら揺れるロウソクの灯りを囲んでゆったり流れる贅沢な時間。五感が研ぎ澄まされ、食物の味覚が口の中でふわーっと広がっていきました。
命をいただくことへの感謝、食事ができることへの感謝。生きていることへの感謝、自分自身への感謝。柔らのこころが広がり、いのちが輝いてくることへの気づきが生きている実感を深めてゆきます。そういった普段感じられない、もしくは気持ちを振り向けないものが光を放っていました。

食事が終わって、最後に一杯のお茶を全身全霊で飲みます。ヒロコ先生が焙煎玄米茶を入れてくださいました。そしてようやくみなさん口を開いての感想をうかがうお時間。たくさんの気づきをお話ししていただきました。

人参って、こんな味だったんだ。
瞑想で体がポカポカしてきました。
なんだかとってもおもしろい体験をした、という感じ。
朝日を浴びて、瞑想して、自分のしていることに集中して生活してゆきたい。
お料理が、愛情を込めてつくられているとはっきり感じた。

素敵なお時間をご一緒いたしましたことに、感謝します。


どうぞ日々を瞑想的に、柔らのこころですごされますように。

OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-tamiyaSan





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