暑さむき出しの太陽にさらされた公園は、人っ子一人もいなかったであろう日中。

午後7時15分

降り注ぐ虫たちの声には、まだ早秋の寂寥感は漂わず、生命力がほとばしる声々。

「熱いぜ!熱いぜ!コンチキショ!」

「気合いだ!気合いだ!だだだだだあー!」みたいな。

 

ままならぬ日々に、思考も感情までも下降気味の私は、気分転換に1時間ほど歩いてここへ。

虫たちの声に、すこし元気をもらったような、気もする、この

公園

「じーじ!じーじ!まだまだまだまだ!かっとばせ!」

とか。