春の陽気に包まれているかのような冬晴れの昨日。

仕事で、山の麓の町へ。

ふと、思う。山に上ってみよう。

標高475mの岩屋山。



上り始めて10分位。仕事中であるため、当然、スーツに革靴の私は、こりゃ、無理だわ・・・。

結構な数の登山客とすれ違う。挨拶をするが、みなさん、物珍しげに、笑顔でお返事いただく。

よし!このまま、行くぞー!と気合を入れて、上る。

さあ!もうすぐ山頂だー!!

年配の方から「こりゃ、また、珍しか格好で」

別の方から「おっ!山頂で仕事ね?」と笑顔で声掛けられる。

私も、調子に乗り(はい!山田さんちに行こうとして、道に迷ってしまって。あはは・・・)

年配の方、さすがの返し言葉。

「なん、山田さんちは、あそこたい!」と、指を差した先は、



・・・・・確かに。

いやはや、久方の感動です。



世事から遠く離れた場所に身を置く。

そこには、失敗も成功も何もない。

あるものは、あるがままの自然。

しばし佇んだ私は、また陽光が遮られた森閑の中へ。

生活空間から程遠い異界の道には、やはり、そぐわない、

て、言うか、まじ、足痛いっす!の

革靴

です