ジャッキー・チェンさんのことは知っていました。


母が彼の作品をよく観ていたので、「アチョーって感じの作品のひと」って思っていました。


全く興味がありませんでした。


が、


昨日「ベストキッド」というジャッキー最新作をDVDで鑑賞。





パソコンだけど気持ちは手書き



「面白かった!」


「感動した!」


「嬉しかった!」


もっと彼の作品を観てみたいと思いました。


「ベストキッド」お勧めなので是非ご覧下さいとり




パソコンだけど気持ちは手書き


パソコンだけど気持ちは手書き


 そもそも、この映画の存在を知ったのは、


TSUTAYAで借りた「笑う犬の生活」(生活じゃなかったかもううっ...


ウッチャンのコントで、上の写真のパロディがありました。


ジャッキーチェン演じる「ハンさん」が


いじめで悩む小学生の男の子「ダニエル」にカンフーを教えることになります。


でも、ハンさんは


「ジャケットを着て脱いで、落とす、拾う、棒にジャケットを掛ける」

これしかさせません。


来る日も来る日もずっとこれの繰り返し。


男の子は、


「僕は何の練習をしているのか全くわからないよ。カンフーを教わりたいのに。」とずっと不満を抱えていた。


ある日、


「もう嫌だよ。


なんでこんなことばかりしなくちゃいけないの」


というような捨て台詞を吐いた男の子に


ジャッキーが近寄り、カンフーを仕掛ける。


戸惑うダニエルにハンさんは言う。


「ジャケットを着て」



「脱いで」


「落として」


「拾う」


「ジャケットを掛けて」



そう、この動作が実はカンフーの動きの練習であったのです。


このシーンのパロディをウッチャンが面白おかしく演じていたことでこの作品を観る運びになりましたらぶ②


 ずっと昔、「王様のブランチ」にジャッキーが出演していたのをとてもよく覚えています。


「僕は絶対にCGは使わない。スタントも使わない。」


力強くそう言っていたことが印象的でした。


それを思い出しながらこの作品を観ていたら、


あの時ジャッキーが言っていたこと、それが繋がって、


こだわりとか映画に対する想いがあちらこちらに感じられました。


作品自体も、「カンフー」に対する思いがこめられているせいか、


麻雀観に照らし合わさずにはいられませんでした。


「人生のすべてにカンフーがある。


上着を着る動きにも、脱ぐ動きにも、人との接し方にも。


すべてがカンフーだ」


これは、私が日頃麻雀に対して心がけていることそのまま。


足木師匠、桜井章一さんを尊敬している理由がこの教えです。


麻雀は人生そのものという考え方。


 ジャッキーチェンさんといつかお会いしたいです。


いや、絶対に会うガチャピン


近年、引退を示唆しているというジャッキー。


第1線から退き、若手の輩出に移行しているというのはとても悲しいですが、


応援しています。


 この映画を見終わって家族と共感したこと


「どのジャンルでも、すごい人ほど低姿勢。そして、多岐にわたって何でもできる人が多い」


 麻雀も、人生の全てを映し出す。


牌を握っていない時間の全てが麻雀の修行なのだ。