遠近法余談(1)投影図 | OBEの美術関係情報

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立体を表現するために、等角投影、斜投影などの投影図法があります。
遠近法を考える上で参考になりますので簡単に示します。
ただし、この図法は技術科で学習しますので、美術では深入りしません。

ウィキペディアから画像を借りて、それらの投影法を紹介します。


正面図はそのまま描き、奥行きを45度傾けて表現します。
この時、奥行きの寸法を正面の半分にする描き方をキャビネット図と言います。


正面ではなく、左右の面を30度傾けて描く方法を斜投影図法と言います。

これらの図法の共通点は、奥行きも平行線で描かれることです。
こうしますと、遠方も寸法が小さくなりません。
だから、図を良く見ると、遠くの方が大きくなっているように見えます。

投影図のお話はこれでおしまいですが・・・・

遠くと近くを同じ大きさで描くとどうなるかを次に示します。