服が売れない | 老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

東京の下町・墨田区・両国で、糸とセーターを売っている [丸安毛糸]の3代目社長です。 経営者の視点、後継者の視点、アパレル業界人の視点・・で気づいたこと、そして、自分らしく事業承継していく方法を書いています。みんなで一緒に元気になれるようにお伝えしていきます!

服が売れない

おはようございます。

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朝から凹む記事でした。(笑)

「服が売れていない。」婦人服を中心に、今秋冬の不振を嘆く声が
高まってきた。   と、記事には書いてあります。

え~~っ!!残暑が無く、秋の立ち上がりは順調に売れている、と聞いていたので
いささかショックである。(笑)

高いから売れないとか、ミセスがどうのとか、価格やジャンルの
問題ではないようです。
円安のコスト増でも価格を抑えているけど、売れないそう。

そんなことを言っていたら、もうすぐセールが始ってしまいますね、、、
何をやっているんだか、アパレル業界、、、

「欲しい商品」は時期に関係なく売れます。(新聞より)

先日、友人の短パン社長が、facebookのみでオリジナルブランドの
ニットカーディガンを3日で300枚近く販売したように。

カーディガン第2弾 春物の綿のカーディガンも300枚突破!
http://tanpan.jp/blog/archives/3149 



秋冬、オシャレしたいから服を買おう、、、そう言う消費者行動が減った。
服に向かわなくなっている。 と言うことなんでしょうね。

欲しくなければ買わない。当たり前です。
その時、何処から買うか、、、誰から買うか、、、

服が売れない

服を買う動機
服を買った時の嬉しさ
新しい服を着たときの自身の変化
、、、、

服を「モノ」として考えてはいけない時代ですね。
「モノ」として売ろうとするから、「売れない」になる。

消費税が上がった時の、短パン社長の名言を思い出します。

消費税が上がったら洋服なんて買えなくなるわ。

って言ってる人は、もともとそんなに洋服が好きじゃない。

つまりね、私たちが販売するのは、そんなにニットが好きではない人に、、、
じゃなくて、ニットが好きでオシャレが好きな人に、なんだな。

決して寒いからニット(モノ)を買う人に、、、じゃない。(笑)

ニットが大好きな人に、ニットを大事にしてくれる人たちに、
そう、ニットを愛する人たちに、、、
私たちは大切に作って、大事に売っていきたい。
これからの大事なテーマだな。

今朝、新聞記事を読んで思ったことです。


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