今回、津山キッズ将棋教室(掛持ち者含む)から参加したのは14人だった。
じつは津山キッズ教室はかなり広範囲から通ってこられる子どもさんも多いのだ。
津山市内から参加したのは4人だが、美作市から3人、高梁市から3人、備前市から1人、岡山市から2人、倉敷市から1人。ここではその14人の勇姿をご紹介したい
高学年で優勝したカイトは最近ネットの方もレートが上昇し安定感が増したかと思うとそうでもなく相手玉を中段で捕まえるというアクロバット的な将棋がちょっと気になった。まあ、勝てば官軍だけどね。
脩斗もこの日は調子も良かったようで攻めの腕力を見せつけていた。
ケースケもカイトに破れはしたもののそれも2人の差は感じられなかった。むしろケースケのほうが途中、手堅い将棋のようにも見えた。
高学年のケイタ、レイジは3勝目を挙げ敢闘賞をゲットしたのは対戦相手との兼ね合いものあるが、すこしずつ地力がついてきたようだ。そのへんは玉を囲って指せるようになったことに裏打ちされている。カリーは2-3だったがこれまでと違って途中で対局放棄をしなくなったのも進歩だ。
ツバサは文科杯の西日本大会へでるとあってこの日も力が入って3-2でした。
ソラは出だしから2-1とあと1つ勝てば敢闘賞ゲットというところだったがなかなか勝ちきれなかった。普段の練習量に比例するんだよね、きっと。
ヒカリははじめての大会参加ということでおそらく緊張の連続だっただろう。それでも1つは勝ってくれたのでまずまずですね。
ユウトーアイナ兄妹も楽しそうに指してくれていた一方でユウキーアヤナ兄妹は勝とうという気持ちが・・・イマイチ結果がでなかったようだ。
ヨシトも今回が2回目だったが、2勝は光りますね!
世代交代というべきなのか、津山キッズの参加者の中には対外試合に出るのが2回目とか初めてという子もいて随分緊張していた様子の子もいた。
低学年の部
津山キッズ将棋教室ではいつも駒落ちハンデで昇級戦をやっている。その仕組みは6連勝、9勝3敗2、11勝4敗のいずれかで昇級するという少し厳しいとおもわれるかもしれないが、この他指定の大会で勝った白星のみを加算している。(黒星はノーカウント)これは大会にせっかく出ても1回戦で負けると優勝の望みがなくなりさらに2つ負けると入賞の可能性すら無くなることから最後までいかに選手としてモチベーションを保つかということを考慮しての策なのである。
というわけで本日の倉敷王将戦はその指定大会であったが、参加した中で次の者が見事にそのチャンスをモノにした。
ケイタ12級→11級へ(9勝3敗規定、うち3勝が倉敷王将戦白星)
カリー22級→21級へ(6連勝規定、うち2勝が倉敷王将戦白星)
ヨシト26級→25級へ(9勝3敗規定、うち2勝が倉敷王将戦白星)以上3名の方、おめでとうございます!
次回の教室で認定状をお渡しいたします。
・・・というわけで不定玉が会員の皆様に大会のお知らせをしていますがその大会はほぼこの指定大会になりますので、なるべく参加してください。