神社迄は一般車両侵入禁止の為、北杜市営駐車場に車を置き、尾白川渓谷沿いの登山道を約500m程歩きます。
神社入口は鎮守の杜に囲まれ緑豊かな雰囲気で、清々しい空気が漂います。
こちらの手水舎もお浄めの水が湧き水で大変冷たく、気持ち良くお浄めさせて頂きました。
左右には境内社が鎮座され、こちらも歴史を感じる佇まいでした。
拝殿は残念ながら火災で旧拝殿が焼失し、近年再建されました。
境内には横手同様神仏習合時代の石仏(観音菩薩、馬頭観音、不動明王)などが多数祀られており信仰の山、甲斐駒ケ岳の往古の繁栄と崇敬の深さが伺えます。
また神社拝殿裏には甲斐駒ケ岳登山道の吊り橋(定員5名)があり、尾白川渓谷の景観が楽しめます。
まさに豊かな自然と融合した素晴らしい社でした。
御朱印は社務所にて頂きました。(要事前連絡)
御由緒を御紹介致します。
甲斐駒ヶ嶽神社(山梨県北杜市白州町白須8884-1(旧竹字))
御祭神は大己貴神(大国主神)、少彦名神、
天手力男神、素盞鳴命、保食之神、
天之御中主神、 高皇産霊神
旧無各社
本務神社
駐車場は近隣の市営無料駐車場利用可(神社迄は徒歩のみ)
HP:http://www11.ocn.ne.jp/~kaikoma/
甲斐駒ケ岳は富士山とともに古代より人々が畏敬の念を抱き信仰の対象としてきた霊山です。
往古、聖徳太子に献上された天津速駒(あまつはやこま)という白馬がこの山で生まれたのに因んで「駒ケ岳」と称されるようになったと伝えられています。
海抜2,966m この嶮岨な霊峰は、江戸時代の文化年間に信州(長野県)の人、今右エ門の次男、権三郎〔後の弘幡行者(こうばんぎょうじゃ)・開山威力不動明王〕によって開かれました。
その甲斐駒の登山口にあたるこの地に里宮として建立されたのが「駒ケ岳神社」であります。
平成15年の現在からさかのぼること約280年余り前になります。
世間一般に「だいこくさま」とよばれ尊崇されている大己貴神(おおなむちのかみ・大国主神)を主祭神とし、少彦名神、天手力男神等、七柱の神々が祀られています。
祭日は本来4月12日ですが、近年は諸般の事情により〔4月10日から16日の間の日曜日〕と定めて祭典を行っています。当日は太々神楽が奉奏され、氏子、崇敬者、講社の参拝で賑わいます。
地元はもとより京浜方面、或いは阪神地区にまでも駒ヶ岳講が結成され、広く厚く信仰をあつめて今日に及んでおります。
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