柳井さんの書いた本や、インタビューを
これまでいろいろ読んできましたが、
いつも大体同じことを言っています。
次々と、新しい事をやり続けている人なのに、
ずっと考え方の根幹はブレていないという事なんでしょうね。
この本、ドラッガーの教えについて書かれているのですが、
手の内を明かすようなことを、
喜々として喋っているのは、
本当に、ドラッガーのことが好きだからなんでしょうね。
いつも柳井さんの言動を見ていて驚くのは、
どんな時も、自分のことを客観視している事です。
ただのイケイケドンドンではなく、
何のために、規模を拡大するのか、
何のために、売り上げを伸ばそうとするのかが明確です。
もちろん金儲けという側面もあるのですが、
服を売る事で、人や世界を良いように変えよう!という、
強い使命感を持っている事が、
ユニクロ躍進の原動力だとわかります。