年末恒例、築地でお買い物。
メンバーは決まっていて、
私（蠍座）と夫（蠍座）と義弟（乙女座）の3人組である。
年に数回は、このメンツで築地に繰り出し、
買い物をしてお鮨を食べる。
私のお気に入りは、鰹節専門の秋山商店である。
ここの削り節でだしを取ったら、もう市販のインスタントダシでは物足りなくなる。
しかも荒削りと削りたての極上鰹節を、用途に合わせて使い分けるのだ。
秋山商店のおにいさんは、このあやしい3人組を覚えていてくれて、
「あ、前に買ったのと同じでいいの？
荒削りは大袋じゃなくて、子袋のほうだったよ。
そのほうが痛まなくていい」などとアドバイスしてくれる。
もう商売人の鑑なのだ。
私の独自の解釈でいうと、鰹節は2010年のラッキー食材なのですよ。なぜなら魚座の木星が入るので、海の幸＝ポセイドンからの贈り物は、すべて幸運をもたらす食材になる。
そんなことを、『料理通信』の広告部の人と話をした。
「にんべんあたりに企画を持っていきましょう」
「でも、何のことやら？？頭おかしい人と思われちゃうかな。
でも2010年は鰹節の年、と言われてうれしくないはずはないよね。
もっと柔軟に考えて欲しいなぁ」などと企画を練る。
それはさておき、築地の買出しで鰹節や昆布、しいたけなどの乾物を買うと、
心豊かになれるのだ。これでおいしいだしを取り、料理に生かす。
こういう贅沢は惜しまない。
さらに行きつけのマグロ屋さんでたまの贅沢、ホンマグロのお刺身や、
ナカトウ食品で銀ダラの西京漬けなどを購入。
その後、3人でお鮨を食べる。
お正月のかまぼこや伊達巻などもいつもの店で買う。
うきうきと心弾む年末の築地買い出しドライブでした。