星の時間 -Stella tempus-

ふと気がつくと、自分のHP上の月(砂漠に浮かぶ月)がどんどん膨らんでいる。
これはHP作成時に、デザイナーさんが粋な計らいで、
実際の月のフェイズとリンクして、
毎日の月の形が変わるように作ってくれたからなのですが。

 日本に帰ってからあっという間に2週間が経った。

 先週の土曜日には、グリーンフラスコでの講座「占星術とハーブの出会い」第二回目、
「植物と惑星の象徴体系(シンボリズム)」についての講義。
太陽と月、金星と火星という対概念を形成する惑星について説明し、
各惑星に相当するハーブを紹介。
その具体的な使い方というより、各惑星を戴くハーブの由来や神話、伝承などを説明しつつ、
各ハーブの性質を浮かび上がらせるという手法で講座を行う。

 実際に火星のハーブ、ワームウッド(日本ではあまり手に入らない)を、
モロッコから密輸入(ジップロックに入れて持ち帰った)したものを持参し、
モロッコ風ミントティならぬシバティ(モロッコではワームウッドをシバと呼ぶ)を、
受講者のみなさんと一緒に飲みながらの講義。

 これにて年末の講座はすべて終了。
今年は6月より、珍しく講座をいっぱい引き受けてしまった。

 自分の興味があっちこっちに飛んでいくので、
その都度、本を読んだり昔のノートを引っ張り出したり、翻訳をしたり。
「すべての道はローマに通ず」ならぬ「すべての道は占星術に通ず」である。
さすがにちょっと疲れたので、日曜日は原稿を書かない日と決める。

 友人宅のパーティに行き(百人くらい来ていた!?)、一日遊びほうける。
犬がサンタの衣装を着て、来客の周りをうろうろ、ちょっとシュールな光景でした。
帰り際、空に三日月がくっきりときれいだった。

 画像は、グリーンフラスコ店内。私の本のコーナーを作っていただいています。
グリーンフラスコでは、
来年版『MOONBOOK2010』がなんと!100冊以上も売れました(ほぼ一ヶ月の間に)。
そしてさらに追加注文をいただきました。いつもいつもありがとう。