先日来から、Wikipedia で節分について調べていたら、
「(節分の)各種行事」の所で、こんな事が。
(記事についてはこちら

お化け
『東京の浅草、京都の祇園、大阪の北新地、等では、
芸者(舞妓、芸妓)が、節分の前後に
通常の芸妓衣装ではない、様々な扮装をする。
これをお化けと呼ぶ
(中略)
いつもと違う扮装をすれば、魔を追い払うことが出来る
と信じられたことから始まったもの。
江戸時代のコスプレといってよい。』

お化けかぁ~・・・知りませんでした。
でも、新地の綺麗なお姉さん方は
コスプレなどせずとも、
十分魔力に満ち溢れておられる様な気がしますが。

ところで、お化けといえば・・・、

私、この間からずっと
「風邪」や「文字化け」という”妖怪”と闘いながら、
こんなサイトを見つけました。

国際日本文化研究センターのサイトで、
怪異妖怪伝承データベース

  
妖怪



もう、こういうの大好きなのです。
住んでいる「近畿地方」で調べてみました。

いるいる~~あ、こりゃいいぞ~~

赤子を抱いた美女の幽霊」

美女だって!
兵庫県出身だそうです。

「要約 。
鹿射ちのため夜発ちをし「サイノシモ」まで来ると、
左右に赤子を抱いた美女が立ち、銃を構えている
狐かと思ったが、星もない夜なのに
赤ん坊の着物の柄まではっきり見える。
思わず南無阿弥陀仏と名号を唱えたところ、
女も赤子も消えて真っ暗闇になった。」

左右に赤ちゃんを抱いて銃を構える美女・・・
西部劇顔負けの、なんとハードボイルドな光景でしょうか。
結局一体何なのかはわからずじまい・・・。
これじゃ、幽霊かどうかも・・・。
単に鹿討の猟師(?)が
気絶しちゃっただけかも知れませんよね。

そして、こんなのも。

「幽霊、隣なる女」

京都出身です。

「要約。
ある民家で妻が死んだ。
ある夜、夫が引きこもっていると、
亡妻がやってきて、生前大切にしていた鏡を取りに来て、
冥土に持ち帰る。
その後も夜毎に来て存命中に使った調度を持ち帰ったが、
ある夜いぶかしく思い糾問すると
幽霊と思ったのは欲深な隣家の女だった。」

ぶ・・・!
一番怖いのはやっぱり「欲深い人間」・・・?