ども、餃子の皮に包まれて眠りたい岡田達也です。

 

 

 

餃子が好きだ。

大好きだ。

いつだって餃子を食べたい。

 

棒餃子でも、

ひとくち餃子でも、

水餃子でもなく、

鉄鍋餃子でもなく、

揚げ餃子でもなく、

ノーマルな焼き餃子

 

大きすぎず、小さすぎず

ジャストなサイズの焼き餃子

 

白飯と合わせるも良し

ビールで流し込むも良し

 

あぁ

今すぐ食べたい。

 

 

 *

 

子供の頃、我が家でも手作りで餃子を作っていた。

 

ただ……

我が家の餃子には大きな問題が二つあった。

 

一つは餃子の形。

母親・秀子さんが餡を作り、僕が皮に包む係だったのだが、僕は手先が不器用だった。

オマケに子供だったこともあり、餃子が上手に包めなかった。

イメージはある。

あの、ひだひだがある、美味しそうな包み方。

だけど、欲張っていっぱい餡を詰め込んでしまうから、餃子が太ってひだが作れないのだ。

上手くいかない餃子に腹を立て、ブーブー言いながら包んでいると、見かねた秀子さんが言った。

「じゃ、いいわよ。皮一枚で包もうとしないでも。皮と皮の間に挟んでサンドイッチみたいにしたら簡単でしょ」

 

なるほど。

それならできるぞ。

試しに一個作ってみた。

 

……UFOのようなものができあがった

まったく食欲をそそらない形だった。

 

 

そして二つ目は。

我が家は揚げ餃子だったこと。

どういうわけか絶対に焼かないのだ。

あれは父親・隆夫さんの好みだったのか、

それとも秀子さんが焼きに自信がなかったからのかわからないが、

我が家は揚げ餃子オンリーだった。

 

結果、我が家の餃子は「茶色いUFO」のような食べ物だった。

 

食卓に並べたとき隆夫さんが言った。

「……これは、何だ?」

 

 *

 

その反動だろうか?

 

餃子はノーマルな焼き餃子が一番好きだ。

奇をてらった餃子はいらない。

 

一口か二口で食べられる大きさで、

焦げ目がしっかりついていてるやつ。

皮はもちっとしていても、ツルッとしていてもどちらでもいい。

ニンニク抜きなど論外だ。

口臭が気になるなら最初から食べなければいい。

 

 *

 

そんな普通の餃子でオススメのお店をご存知の方は教えてください。

ここのところ頭の中が餃子でいっぱいなのです。

 

稽古場、臭くなっても知らんぞ……

 

 

 

では、また。