都議会議員選挙が、いよいよ最終局面に入ってきました。

私も、告示後、民進党公認候補の応援に入っています。東京は、人を集めて集会をするというよりも、やはり重要なのは、朝夕の駅立ち。あるいは駅での街頭演説です。私も候補者とともに、朝7時前から駅に立ったり、夕方、街頭演説を駅周辺で行ったりしています。

民進党は非常に厳しい状況ですが、離党者が相次ぐなかで、民進党に残って、その公認で戦っている人たちが、是非とも1人でも多く当選してもらいたいと強く思っています。

現職で、都議会における質疑など、しっかりとした実績のある候補者も、逆風の中で苦しんでいます。小池知事の高い人気の中で、都民ファーストが勢いを増しています。

小池知事のやってこられたことは、評価すべき点も多いのですが、他方で疑問も残ります。選挙直前に、豊洲に移転することと築地を将来活用することを提案されました。1つの見識だとは思いますが、豊洲の安心・安全はどこまで担保されたのか。何より、市場の機能を豊洲と築地に分けることが、本当に実現可能なのか。そして、築地を売却することで得られるはずだった4386億円の予算は、この案では得られないことになりますが、都民の負担が増すことはないのか。そういったことについて、ほとんど検証することができないタイミングで、知事の提案がなされたことに首をかしげています。

いずれにしても、これから議会の中で議論していかなければなりません。自民党ボス支配の議会を刷新する必要があることは当然ですが、同時に、知事に賛同するだけの議会であっては意味がありません。いいことはいい、そして、疑問があればしっかり正していく、そういう健全な議会をつくり上げていくことが重要で、民進党こそ頑張らなければならないと改めて感じています。

蓮舫代表、野田幹事長をはじめ、執行部は走り回って候補者の応援をしています。党一丸となって、1人でも多く当選できるように頑張りたいと思っています。