おしゃべりなしっぽ さんより転載です
栃木在住の『犬猫みなしご救援隊』のナカタニさんに、ナカタニさんの故郷・広島で里親詐欺による
子猫虐待事件の情報が入ったのは8月14日。
ナカタニさんはすぐに情報を収集し、その人物を特定。
子猫を渡したとされる広島動物管理センタ-にも問い合わせ、状況証拠を確認した上で、
8月17日13時30分、男のマンションに広島のスタッフを出向かせました。
男の案内で入った室内でスタッフが見たものは、
子猫の物と思われる脱糞と壁に飛び散った血液の痕でした。
ナカタニさんの電話での指示のもとスタッフが男に質問を繰り返し、
男は5時間後に子猫を複数殺害した事を自供。
その場で110番通報し、広島県警東署の警官が駆け付けたところまでは良かったのですが・・・
何とこの警官、男の「もうしません。許して下さい」という言葉を聞き、
事もあろうに「もうしないって言ってるから許してあげたらどうか」と言ったのだそうです。
男は里親になりたいと申し出ては自分のマンションに連れ帰り、
殴り殺してはまた次の子猫を里子に迎えるを繰り返し、
今年に入ってから12匹、そのうち8匹までは殺害方法も自供していました。
にもかかわらず、警官はナカタニさんを「謝っているじゃないか」と一喝した挙句、
「どうしても逮捕させたいなら証拠を揃えて警察署に提出しなさい。自分達は(猫を殺した?)
現場を目撃してないからどうしようもできん」とのたまったそうです。
男の自供動画もあるとの事なので、今後なんらかのアクションが起こされるとは思いますが、
こうしている間にも新たな被害猫が出ないとも限りません。
広島県警東署管轄内のマンションに住む男への猫の譲渡は慎重に慎重を重ねた上で
決めて頂きたいと思います。
せっかく助けた猫が、異常とも言える男の虐待癖によって殴り殺されては、
後悔してもしてもしきれないでしょう。
また、東署管轄内に住む男に今年に入ってから子猫を譲渡した事がある方は、
一度里親さんに安否の確認をされる事をお勧めします。
もしも子猫の安否の確認が出来ず、少しでも怪しいと思うようでしたら、ナカタニさんにその旨をお伝えして、
男と里親さんが同一人物なのか確かめる必要があると思います。
そして、何匹もの子猫が虐殺されたというのに、動物の命を命とも思わないようなこの警官の発言。
呆れてものも言えません。
きっとこの警官は日々の忙しさに追われて動物愛護法を覚える暇がなかったのでしょう。
俗に動物愛護法とか動管法と言われる法律は、正式名称を『動物の愛護及び管理に関する法律』と言います。
この中の『動物愛護の理念』の第2条(基本原則)には『動物が命あるものであることにかんがみ、
何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、または苦しめることのないようにするのみでなく、
人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない。』とあります。
明らかにこの男のした事は法律違反であり、殺すために里親になると嘘をついたのは詐欺行為です。
そしてこれらの犯罪を見逃せと言う警察の言動は、職務怠慢と取られても言い逃れができないでしょう。
皆さん、あの千葉と九州を股にかけたスト-カ-殺人事件だって、
こういう警察の怠慢が引き起こしたんですよ。
事件に重いも軽いも無いのですから、訴えには真摯に対応してもらいたいものです。
子猫たちの恐怖と絶望、ナカタニさん達の怒りと悲しを思うと腹わたが煮えくり返りそうなのですが、
今回ははなるべく冷静に皆さんに状況が伝わるような文章にしたつもりです。
詳細は『犬猫みなしご救援隊 栃木拠点ブログ』の
8月17日20:32にアップされた『これが現実』という記事をお読み下さい。
転載しようと努力したのですが、どうしても出来なかったので、ここにブログのURLを掲載します。
『犬猫みなしご救援隊 栃木拠点ブログ』
http://blog.livedoor.jp/inunekoblog/
また、今回の里親詐欺及び子猫虐殺に関する警察の対応への苦情と捜査着手への迅速な対応を求める嘆願は広島県警にお願いします。
広島県警への意見・苦情はこちらから↓
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/police/submit/police.html
そして、市民の訴えに耳を傾けなかったばかりか、動物を何匹も虐殺した犯人を一警察官の一存で見逃そうとしている、そんな事がまかり通る広島県警へ適切な指導をして頂くよう、警察庁にも是非意見を送って頂きたいです。
広島県警への適切な指導を求める意見はこちらから↓
警察庁・意見箱↓
これは明らかに犯罪です!!
絶対に許してはいけない!!
どうか苦しみと恐怖の中で短い生涯を終えた子猫達の無念を晴らすためにも、記事の転載・拡散と、
広島県警・警察庁への通報のご協力をお願い致します。