3日分晩ごはん
4月7日
天然鯛の桜蒸し、若竹ふくさ卵、軟骨入りつくね、新筍と蕗と人参の煮物、桜ご飯(桜の花びら百合根のせ)、朧夜桜(水ようかんに道明寺をあわせた和菓子)。ランチボックスにつめてお持ち帰り。電子レンジやオーブンを上手に使って簡単にできる豪華弁当です。
話し変わって、テレビでジャージャー麺のコメントを求められて明日取材。
今まで食べたのは、古い順に、神戸の「ぎょうざ苑」、盛岡の「白龍」、ソウルと台湾(店の名前は忘れた)。神戸のぎょうざ苑はジャージャー菜といううどんの代わりに茹でキャベツメニューもありました。これ大好きだった。
ちょっと、調べていたら、仙台にも盛岡じゃじゃ麺の店がある。
で今夜は、長町にあるお店でじゃじゃ麺、鶏蛋湯(ジータンタン)、餃子、ビールの晩ごはん。
時代を感じさせるお店で、盛岡の白龍そっくりのじゃじゃ麺にご対面。
かき混ぜました。
肉味噌というよりゴマ味噌、キュウリとネギが少し。食べているうちにさびしくなってきた。でも、下を向けないくらいにおなかが一杯。
おなかが一杯になりすぎると、ため息が出るものなのですね、今日発見。
ジャージャー麺がらみで、面白い記事を発見。
韓国では、4月14日が「ブラックデー」という記念日(?)で、バレンタインデーにもホワイトデーにも縁のなかったさびしい人が、黒い服を着て「ジャージャー麺」を食べに行く日なのだそうです。うそだって?!
ちゃんとWikipediaにものっています。
ブラックデー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブラックデー(Black Day)は大韓民国
(韓国)で4月14日
に行われる一種の記念日である。バレンタインデー
やホワイトデー
で贈り物を受け取れずそのまま恋人ができなかった者同士が集まり、チャジャン麺
(黒いあんかけをかけた韓国の麺料理)を食べる日、とされている。
4月6日
ここずっと、雪を見ない日がないのです。
4月なのに冬がきた。
「冬が来た」 高村光太郎
きっぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹(いてふ)の木も箒になった
きりきりともみ込むやうな冬が来た
いや、冬が来たわけじゃないけど、春が来ない。
せめて、食卓は少し春に。
今日の晩ごはんは、イワシの酢締めサラダとピッツァ2種。出会いもののメニュー。偶然の産物。
まず、近所の魚屋、鈴木水産にいったら、ぴっかぴっかのイワシが私を誘っていたのです。
これは酢締めでサラダ、と決定。
次に、朝市にいったら、地元宮城産のルッコラが、1パック百円。ルッコラはゴマの香りがするイタリアのサラダ野菜。おいしいのです。これは見過ごせない。
ピッツァ・マルゲリータの上にいっぱいのせて食べるのだ。
もう一枚のピッツァは、作っている途中に思いついて新タマネギと大葉をのせたもの。
イワシは昼間空いてる時間に3枚に下ろして塩をふっておいた。帰ってきて手でスルッと皮をむいているときに思い出したことが、、、。
母が春に「イワシのぬた」を作るときにいつも言っていたこと。
「イワシを百回洗うと鯛の味になる」って。
そうだ、イワシは洗って脂を抜かないと。
(冬の?)水は冷たいので洗うほどに身がしまって、余分の塩が抜け、酢で洗って三杯酢で締めたら、イワシとは思えない上品な仕上がりに(イワシさん、ごめんなさい)。
今夜は、イタリアのワイン、キャンティ・クラシコがよく会いました。
4月5日
東京から仙台に帰ってきたら、今日の最高気温は、4℃。
こんなに寒い日は、鍋以外考えられない。
で、今夜は中華風鍋。
「砂鍋獅子頭」一本勝負。
「獅子の頭」のように大きな肉団子を、「砂鍋・土鍋のこと」で、たっぷりの野菜と一緒に煮込む、豪快な料理です。
肉団子には豆腐をまぜて、油で揚げるところをオーブンで焼いて、白菜と干ししいたけとエリンギと春雨がたっぷりのヘルシー&簡単仕上げ。
ほんとおいしかった、です。
雨は夜更け過ぎに雪へとかわり~♪、いや、ミゾレとかわりました。でも、ホカホカと中からあったまって、幸せ。