長年、借りたり返したりを続けている方の中には、
今は金利も下がっているけど、
たしか以前は金利も結構高かったから、もう 「過払い」 になっているかも・・・。
途中でそう思いながら
「もし、事故情報になったら、ローンが組めなくなる」
あるいは
「カードが使えなくなる」
という可能性があるために、必死で完済までたどり着いた方も多いようです。
完済すれば、その心配はなく 「過払い金の請求」 ができるからです。
ただ、注意すべき過払いのケースは、
長い取引期間の途中で 「完済したことがある」 方 です。
数ケ月の空白期間であっても、
一度解約をしている場合は一連取引が認められない可能性は高い
といえるでしょう。
解約はしていなくても、カードを新規で作っていたり、
新たな与信調査がされているなどの事情があれば、
裁判で争点になることがあります。
以前の完済から１０年経過し、
２度目の借り入れからは法定金利になっている・・。
そのような方では、過払い金の請求が難しいケースもあります。
いずれにしても、取引履歴をとってみなければ、わかりません。
「まずは調べてみる」ことが肝心なようです。
福岡の武富朋子司法書士事務所 武富
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