当司法書士事務所では、過払い金請求の依頼を受けると、引き直し計算による過払い金の額をまずお知らせします。
その時に、依頼者の方の意向をお伺いし、和解交渉あるいは訴訟で進めていくのですがご本人の希望に沿って交渉をしていると、時々相手方貸金業者から言われることがあります。
できる限り、多くの過払い金を」と何度も交渉を重ねている当事務所に、ある大手消費者金融会社からは「そちらでは、1件、1件本人の意向を聞いてされてるようですが、普通はそんなやり方しないんですよ。」
「大手事務所からは、今でも数千件の過払い請求があるんです。依頼者の意向を最重視とかまでやれないですよ。思ったより過払い金請求は減らないから、今年度の予算が足りなくなっているんです。」
大手の司法書士事務所や弁護士事務所が、全部一律の和解基準取り扱いをやっているとも言えないのですが、なかには大量の過払い金請求の案件を機械的にこなしているところもあるのかも知れません。
「過払い金の請求をしてみよう」とお考えの方は、依頼する事務所の方針も確認した方が良さそうです。
福岡の武富朋子司法書士事務所 武富
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