安全確実な検査と調整(手技療法とリハビリテーション)に必要不可欠な柔らかい動きの正体がわかった!
昨日東京療術学院で脊柱(脊椎と骨盤の関節)のスクリーニング(素早い検査)の講義(PNF整体アドバンス)を行いました。
背骨の関節の遊びは次の8方向です。
1,2、前後の滑り。
3,4、左右側方の滑り。
5,6、左右回旋。
7、、8、圧縮、けん引。
皮膚をコントロールして、直接手で引いて押す微細な運動(術者の体重移動)です。
その際に大切なことは、抑えている手のコントロールです。
そのうえで、カウンターの使い方をわかりやすく説明しました。
私の講義を3年以上受けている優れた生徒が基本ができていないのに愕然としました。
思わず「あっ!」と声を出しそうになりました。
全ては、自分の説明不足、指導不足であると痛感しました。
やはり、少人数で精鋭を育成することも大切なんだと感じました。
PNF整体は、関節ニュートラル整体をマスターする上で必要不可欠な手技療法とリハビリテーションの技術です。
私にとって取るに足らない簡単な基本技術ですが、これができないから、柔らかい動きができないことがわかりました。
柔軟性が平均以上の方でも柔らかい動きはできないのです。
このドリルは、セラピストの必修技術にするべきです。
改めて基本技術の大切さを再確認した一日でした。