越冬中のアカボシゴマダラ | オイカワくんのブログ

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リバーフィールドで日淡水魚と戯れ&日淡水魚の飼育










環境省が、特定外来生物として新たに14種類の指定を検討している。









近所で大繁殖しているアカボシゴマダラもその対象のようだ。気になったので越冬個体の様子を見に行った。









アカボシゴマダラは、オオムラサキの越冬のように落ち葉に貼り付くのではなく、エノキの幹の根元でじーーっとしてるのが特徴。
















↑の写真では分かりにくいが、↓のような幼木があり、根元の草を掻き分けると、、、


















1齢か2齢の茶色い幼虫がじーっとしていた。












この越冬する位置がポイントで、落葉ではなく、新芽により近い幹であると言う点が(スタートダッシュが全然違う)、春先にゴマダラチョウやオオムラサキとの競争に勝ち、アカボシだけが爆発的に増えた理由の一つであると考える。












卵も見つかった(⊙⊙)‼


孵らずにそのまま冬を越すとは。。知らなんだ。。





















他の木も捜索「(・_・ )(「・_・)


















枯れ葉に埋れた場所にミッケ!
確かにココなら冬の雨風も凌げそう( ˙³˙)



















葉のない状態で、どれがエノキの幼木か見分けは付かないが、大体生えてる位置は分かってるので、目星をつけたら根元をガサガサ。

















陸ガサとでも言おうか。ただ、通行人から見たらメチャ怪しい( ̄∀ ̄*)



人が通るときだけ、「この調査大変だなー💦」なんてわざとらしい独り言を言ってみたりして(。-∀-)















同じく1、2齢幼虫がダブルで越冬。。






























こちらも笹の葉に隠れて同じぐらいの幼虫が張り付いていた。




























ここにも越冬同級生ミッケ!






















同級生ミッケ!!










ここにも同級生ミッケ!!!













ミッケ!!!!
























何処もかしこも同級生サイズばっかり。大きめのサイズは1匹も居なかった。一番省エネなサイズでの越冬と決まってるのかもしれない。










でも、越冬前にちょっとでも成長してしまった個体も少なからず居るはずで、そいつらは?
越冬できずに死んでしまうのか?









外来生物法は、今夏には改正され、大陸型のアカボシゴマダラは晴れて?要注意外来生物から特定外来生物にランクアップ?される。そうなれば、今春が最後の飼育記録となるでしょう。。

少しさみしい気もするが、、、