わたしのピアノワーク PART2 ② | カウンセリングルーム樹喜(きき)                   @奈良・大和郡山         

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息の道(呼吸)で、自分と出逢い、自分とつながる...

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わたしのピアノワークを支えてくださっているのは、

ボイスアートの師匠まやはるこさん。


ご自身はシンガーソングライターだから、

ピアノは弾けない...のに、ワーク・セッションはできますね、と

前回も笑い合っていました。


わたしのピアノワークは決して、ピアノが「上手く」弾けるようになるための、

レッスンをしているわけではないからです。



自分が(いい意味で)空っぽになった状態で、

「自我」の囚われから音を出すのではなくて、

自分の「今」を聴き、それを表現していく。


「自我」の囚われ...とは、

例えば、上手く演奏してやろう、とか

他人はどう評価するんだろう、ということを気にしたり、

上手く聞かせたい...とか、

自分の欲や、外への意識が強すぎる状態、と言ったらいいでしょうか。



そうではなくて、ただ静かに自分自身を聴く、

そこから始めて、その先に表現がある、音がある。

その瞬間は、きっと「祈り」にも近い瞬間かもしれない。

自分の「今」が、喜びに、感謝になる。

きっと表現、ってそんなところに辿り着くんじゃないのかなぁ...

最近のわたしはそう、思っています。


歌い手でもある師匠は、自らの身体、自らの声を使って表現するひとだから、

余計にその実感をもっておられるのかなぁ、とわたしは見ていますが、

今日のセッションの中で、この言葉がわたしに響きました。


 音をナメたら、あかん

 音には、神さまが宿る

 歌うことは、一番神さまに近いところにいる



なんにせよ、最近、

わたしにとって即興表現が、少しずつ楽しいものになってきています。

ふふ、今後の展開が、とっても楽しみです。

そう、音に、わたしの命を吹き込むのです。

わたしはわたしの「今」を存分に、生きるぞー

そんな気分です。