読んだ冊子
横浜市放射線対策記録(平成25年)【資料編】 
横浜市放射線対策本文事務局
(横浜市健康福祉局健康安全部健康安全課)
2014年3月

ひとこと感想
記者発表資料、測定などのデータ、策定した対応方針などが含まれている。本編もあるので、いずれそちらも読んでみる。

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目次に即して、気になるところをピックアップする。

1 東京電力福島第一原子力発電所事故発生から2013年12月末までの主な経過

2011年3月14日から横浜市は市民ならびに避難者からの相談対応を開始する。

3月16日が横浜市における大気の放射線量が最大値となり、0.15マイクロシーベルト毎時。

9月17日、港北区の道路側溝雨水ますの堆積物から、最大40,200ベクレル/kgのセシウムが検出される。

10月12日、小学校給食で乾シイタケからセシウムが350ベクレル/kg検出され、使用を自粛。

11月4日、市内の公園で栽培加工してい乾シイタケから暫定基準値を上回る放射性セシウムを検出。

11月11日、市内の公園にあった草木灰から暫定許容値を上回る放射性セシウムを検出。

2012年2月3日、瀬谷区の廃水路敷で6.85マイクロシーベルト毎時。

3月29日、私立学校18校の雨水利用施設の汚泥から8,000ベクレル/kg超のセシウム。

8月8日、雨水調整池206施設のうち、8施設より対応の目安を超える放射線量。

・・・と、今あらためて当時をふりかえると、横浜市内においては、ほとんど、過度な放射線の影響は見られなかったと言える。


2 会議録(対策本部会議 15-21回)

議題は、放射線量測定機器の貸し出し、所管施設の放射能測定、学校における雨水利用施設の対応、高濃度の汚泥を廃棄物として申請、東電への賠償請求、保育園求職の線量調査、学校給食で牛肉使用再開、除去土壌の処理、など。

3 放射線対策関連の記者発表資料

・放射性物質汚染対処特措法に基づく指定廃棄物の申請について
・東京電力への賠償請求(2回)
・保育園給食一食まるごと累積線量調査結果 年間許容線量を大きく下回りました
・防災計画、国民保護計画の修正に対する意見募集
・学校雨水利用施設の汚泥の指定廃棄物申請
・牛肉を使用した学校給食の再開
・東電より請求の一部の支払い

以下、省略

4 測定等データ(実施状況表)
5 測定器関係
6 対応方針等
7 国への要望
8 お知らせなど
9 放射性物質の基準など