いつかあのソラに還るときに |  ソラいろのタネ ソラ〜宇宙〜のアトリエ

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ソラ〜宇宙〜のアトリエ 主宰
SPACE・SOLA〜宇宙〜 プロデューサー 
繪と写真と言葉という表現を通して、
誰もが幸せを感じて生きるための気づきやきっかけを届けています。
豊かな世界を共に創るためのスペースをプロデュース。

この世に生まれてきたら


みんなおなじように年をとって


そうして


いつか死んでゆく


その死の瞬間に


なにがあれば幸せかな


なにを抱きしめて


逝けるだろう


ソラへ






ソラいろのタネ-空に咲く花





どうやら私はいつでもなにしてても

心のどっかに『死』があるようで(笑)


それは悲しい死ではなくて、

それは透明な透明な死で。

それはあたたかなあたたかな死で。


このカラダがいつか朽ちることを知っているから

永遠を探しているような気がして。


永遠のある場所はわからないけど

永遠に続くものなら知っている


最期の最期の瞬間に

私が放った想いは

それは見えないけど


きっとそれは

大空に舞い上がって

この星を何周も駆け巡り


そうして

永遠に宇宙の全天に

響き渡るだろう


だから最期に

『ありがとう』って

そう言えるように


毎日を大切に

愛して抱きしめて

生きていくの


どの瞬間も

大切な

愛しい時間


カミサマがくれた時間




ささやかな命に


ありがとう











追記


小さい頃からかわいがってくれたおじさん。

だいすきだったおじさんが入院してからは

仕事終わってお見舞いに行くのが日課だった。


亡くなる一週間ぐらい前から

すこしずつ、仏さまの姿が見えてるようで。

毎日、御仏が一体、また一体と増えていくの。


さいごのさいごに

看取ることができなかった。

一人で逝かせてしまった。


だけど、

あのおじさんならむしろ一人で行きたかったのかも。


『おっ、行ってくる。』

って、そういって風のようにあちらへ。


そうしてきっと一人ではなかった。

そう思える。

たくさんの御仏さまにかこまれて

あちらへ旅だったんだろうなぁ。


そうして、

さいごのさいごにわたしにくれたプレゼントを

わたしは忘れない。


人はきっと

大きな存在にいつも見守られている。


そんな風に思うの。


いつもそこに愛がある。