【追記アリ】 おはら汁宛てに 「訴えるぞ!メール」 が届いた。
いやー、世の中は何が起こるか分かりませんな。
遂にこんな場末のサイトにも 「訴えてやる!」 なんてメールが来ちゃいましたよ。
実は過去に色々な件で 「削除しろ」 というメールを送り付けられた事があって、その度に 「イヤだ」 と突っぱねて来たんだけど、今回のはちょっと疑問点が多すぎるのよね。
とりあえず全文晒すのもナニがアレなので、要点だけ抜き出して説明しますわ。
・件名 「記事削除のお願い」
弁護士の○○と申します。
○○という方の依頼を受けてメールをいたしました。
新井様が
http://ameblo.jp/oharan/
(記事への直リン)
にて「おはら汁(緊急避難場所)」との名称で記載している記事の内容について、事実と異なるため、削除等をお願いしたく、ご連絡します。
まずはこんな導入なんだけど、オレは荒井であって新井じゃないんだが。もしかしたらこれから裁判沙汰になるかもしれないって相手の名前を間違うなよ。
で、この後にこれこれこういう理由で、オレの書いた記事によって多大な被害を受けた人間がいるという説明があるんだけど、これがまたおかしくてね。
原文とか問題になった記事を教えちゃうと個人が特定できてしまうので控えるけども、あるネタを記事にした時にね、とある会社の登記簿をネットのどこかで拾ったんですよ。
で、その画像をアップして 「こんな情報もあるよ」 と紹介したんだけど、その時にオレは 「コイツが犯人だ!」 とか 「これは絶対にナニがどうだ!」 みたいな言葉は書かなかったの。
ただ 「こういう情報が転がってた」 と紹介しただけで。
なのにこのメールを送り付けて来た弁護士は
あたかも○○が○○とつながりがあるかのような記載をしております。しかしながら、○○は○○とは何の関係もなく、当該記事の内容は事実に反します。また、当該記事は全体として憶測に基づく記載が多々見受けられ、○○は、この記載により多大な損害を受けております。
と、お約束の被害者アピールなんだけど、ここまでならまだ話は分かるの。記事を削除して欲しいってだけならばね。
でもこの次の文面に激しく疑問を感じるのよね。
そこで、お手数ですが、3月10日までに、当該記事を全て削除していただくとともに、○○の被った損害の一部として金20万円を下記口座に振り込む方法によりお支払いください。
そして文章はこう続く。
3月10日までに上記措置がなされなかった場合、内容証明郵便にて再度○○の要望をお伝えいたします。
当職としては、事態の円満な解決を希望しておりますが、万が一新井様が○○の要望に応じていただけなかった場合は、遺憾ながら法的措置をとります。
その場合、賠償を求める金額は○○の被った実損害額となりますので、あらかじめご了承ください。
なお、本件に関するお問い合わせは、下記の当職宛にお願いいたします。よろしくお願いいたします。
なにこの恐喝?
普通はさ、まず記事の削除を求めて、「それに応じてもらえないなら出るとこ出ましょうか?」 って流れになるはずでしょ?
その際はプロバイダに言うとか、今のおはら汁で言うならアメブロの運営部に問い合わせたりするはずじゃん?
それをいきなり
『記事を削除してこっちの提示する金を払え!そうじゃないと訴えてもっと多額の賠償金を請求するぞ!』
なんてメールを送りつけてくるなんて、ちょっと理解に苦しむんだけども。
まあオレとしてはあまりに酷い言いがかりなので、この件に関しては 『振り込め詐欺』 の類と同様の 『恐喝とか詐欺的な物』 として受け取った。
今後のやり取り次第だけど、まずは地元の警察に被害届けを出して相談して、このメールで脅かされた事によって被った精神的被害を治すために、近くの精神科のある病院に入院でもしようと思う。
一方的に賠償金の額を決められて、支払期日まで決められて、挙句に 「言う通りにしないと訴える」 だもの。
このメールのせいで心が壊れました。
オレが入院してる間のやり取りは、こっちも代理人を立ててやってもらおうと思います。
っていうか、このメールについてみんなどう思う?オレのカラカラ音がする脳味噌じゃ、どう考えても 『恐喝』 で確定なんだけども。
■おまけ 心が壊れたのでこんなお返事を出してみたよ。
<以下 お返事メール>
おはら汁管理人荒井です。
私の書いた記事および画像についてご説明します。
該当記事で私が使用した画像についてですが、これは私がインターネット上で拾った物であり、『出所が不確かだ』と注意書きを添えています。
この当時、○○を巡る問題を多数の個人サイトや2ちゃんねるが取り上げておりましたので、どこが出元なのか正確には分かりません。
またこの画像のすぐ下に 「○○自身は関連を否定している」 とも書いています。
さらに 「あたかも○○が○○とつながりがあるかのような記載をしております。」との事ですが、どこに『繋がりがある』と書いてあるのかご説明ください。
「そこで、お手数ですが、3月10日までに、当該記事を全て削除していただくとともに、○○の被った損害の一部として金20万円を下記口座に振り込む方法によりお支払いください。」
これは私に対して恐喝するおつもりですか?
よろこんで受けて立ちます。
今回いただいたメールの内容はすべて私の個人サイトおよび、私が記事掲載できる全てのニュースサイトに掲載させていただきます。
なお、今回このような言いがかり、恫喝、恐喝と受け取れるメールを送り付けられた事により、私は多大な精神的苦痛を味わいました。
一方的に賠償金を請求され、しかも法的処置などという言葉で脅され、このままでは日常生活を送れるかどうか不安なので、近く精神科に通おうと思います。
その件につきましてはまた後ほどご相談させてください。
なお、今後のやり取り次第では私も代理人を立ててお話しさせていただく事になるやもしれませんが、その際はよろしくお願いいたします。
さて、どんなお返事が来るのかしら?
でもオレが入院しちゃったら、お返事を誰が読むのかしら?
病院にノートPC持ち込んだら怒られるよねたぶん…。
というわけで、もしオレが入院するとなったら、その間のメールのやり取りなどの取次ぎは彼女さん に一任しようと思いますw
■追記
このメールを送り付けて来た弁護士と連絡が取れた。
で、メールの文面と該当記事をプリントアウトして警察に相談しに行った。
・弁護士との会話
弁 「どのような件でのお電話ですか?」
オレ「荒井と申しますけど、確認したいことがありまして。」
弁 「ですからどのようなお問い合わせですか?」
(この時点でオレはまだこの弁護士がメールを送ってきたのか、それとも誰かが名を騙っているだけなのか判断がつかずにいた)
オレ「昨日なんですが、私宛にメールを送りましたか?」
弁「はい。」
オレ「その件についてなんですが、不明な点が色々とあると思うのですが?」
弁「ハ、私は弁護士ですから。(明らかに嘲笑するような口調)」
オレ「弁護士だろうと何だろうと関係ないでしょ?」
弁「はいはい。それで何か?」
オレ「だからアンタが提示した金額にしても、どんないわれなのか全く説明がないでしょ。」
弁「こちらは淡々と作業するだけです。」
オレ「だからね、このメールじゃ何が何なのか分からないでしょう?私の返事読みました?」
弁「はい?ああ、読みましたよ。それで何でしょう?」
オレ「だから不明な点が多いからちゃんと根拠を説明してくださいと言ってるんですが。」
弁「メールに書いた通りこちらは作業を進めるだけですから。」
オレ「…じゃあそちらの主張を全て書面で送ってください。」
弁「はいどうぞよろしく。」
なんなのコレ?
20万て金額とか、3月10日なんて一方的に期日を決めてる事とか、法的根拠を示して説明しろと言ってるんだが。それもせずに振込先だけ伝えてきて振り込め振り込めって、これが弁護士のやる事なんか?
で、調べてみたら、この弁護士は確かに弁護士会に所属してる本物の弁護士だった。(朝から日弁連とか色々と相談電話かけて調べた)
ちょっと聞きたいんだけど、この記事を読んでる人の中に弁護士っている?知り合いの弁護士とかにも話振るけど、これって弁護士の世界じゃ当然の手法なのか?
方法論としては、何の説明もなく恫喝めいた文章で金を振り込めと言い寄って来てるわけだから、明らかに振り込み詐欺と変わらないと思うんだけど?
で、この弁護士からのメールと、問題とされているオレのサイトの記事をプリントアウトして、地元の警察に相談しに行った。
その結果
・現段階では恐喝とは言えない (相手が本物の弁護士だと確認できた以上は、この20万という金額が正当な金なのか不当な金なのか、現段階では分からない)
・でもメール内容と記事を読む限り、この20万という金を振り込む必要は全くない。というか絶対に払っちゃダメだ。
・今は弁護士から内容証明などが届くのを待つしかない。
・とっとと裁判してくれと相手に伝えて、無実を法廷で証明するのが一番手早い。
んー。
不満は残るけど、まあこんなもんか。
そうかあ、相手が弁護士だと恐喝にならないのかあ。もっと法律の勉強しとけばよかったなあ。とりあえず今はこの弁護士からの書面を待つしかなさそうね。
で、相手が退かなければ恐らく裁判になると思うけど、まあ相手してやるしかないな。