世界樹の迷宮を軽く遊んでみた。【一部ネタバレ含む】
※先日アップしたとある記事に関して
某社の人間と夜中にメッセで話をした際に、「書いていい範囲の話してー」 とお願いした上で記事を書いたのですが、先方が徹夜中のトランス状態だったためか、いつしか 「言っちゃいけない範囲のぶっちゃけトーク」 と化してしまい、仮眠を経て冷静になった先方から 「朝になって読み直したら膝が崩れ落ちました!消していただけるとありがたい!」 というメールを頂戴いたしました。
で、こちらも将来あるクリエイターが業界から抹殺されるのもナニがアレなので慌てて記事の一部を削除したのですが、それでものっぴきならない事態になりそうだとのこと。
という訳で、先日の記事はさっくりと全部削除してしまいました。
「徹夜って怖いな…」 とか 「インターネットっておっかないね!」 などと思う今日この頃なんですが、書いた自分で言うのもなんですがあまり騒ぎ立てない方向でお願いできればと思います。
と、もの凄く酷い前置きをしたところで。
やっとのことで 世界樹の迷宮 を地元のゲームショップで入手した。
開店時間になるのを見計らってあちこちに電話をかけまくったんだが、「入荷日が未定のままです」 だの 「わかりません」 だのと言われ続けたオレに、地元のゲオさんだけが 「1本だけならありますがお取り置きしましょうか?」 と、温かい救いの手を差し伸べてくれた。
で、「世界樹買えたー!うほほーい!」 と喜んでいたオレを待ち構えていたのは、ホコリまみれになりながら発掘した旧型DSのアダプタがないという衝撃の事実。
本体も箱もカバーすらもあるのに、なぜかアダプタだけがない…。
オレはふと思った。
そういえば半年くらい前にヴォーダフォンの機種変更をしたとき、「もう古い機種の充電器いらねえや!」って捨てたよな。あれ、もしかして携帯の充電器じゃなくてDSのアダプタだったんじゃねえか?と。
オレのバカ!
主にオレがバカ!
同棲中の彼女さんに聞いても 「DSのアダプタ?見たことないよ?」 というつれない返事しか返ってこなかったので、オレ様は泣きながら池袋ビックへDSのアダプタを買いに旅立った。
だがDSライトのアダプタや周辺機器は色々とあるのに、DSのアダプタがどこにも陳列されてない。池袋界隈だけで4軒くらい回ったのにどこにもない…。
半ば泣きべそをかいていたオレ様は、一度見に行って無かった東口さくらやに再度突撃し、売り場の人に 「旧型DSのアダプダあでぃばずがぁぁ??」 と聞いてみた。
するとレジのすぐ後ろの棚から 「はいどぞ。」 と持ってきやがるもんだからマジギレ寸前ですよ。
売ってるならDSのアクセサリコーナーとかに陳列してくれればいいんちゃうのん??
とまあ怒りを覚えつつも、オレ様はそれ以上に 「コレでお家帰って世界樹が遊べるよぅ!」 と喜びに満ち満ちていたわけで。
足取りも軽やかに帰宅すると、彼女さんがお昼ご飯を用意して待っていてくれ、オレ様はもしゃもしゃとランチを楽しみつつ買ったばかりの世界樹の迷宮のパッケージを愛でる。
そして昼飯が終わると同時にDSにアダプタセット!カートリッジ挿入!電源オン!
するとどこか昔懐かしい、それでいて心落ちつく古代節が流れ出す。
気付くと寝転がり、古代BGMに身を委ねながら説明書をぼんやりと読み出すオレ。
そして途中でぶっつりと記憶が途切れ、気付くと夜中の0時過ぎ。
おいおい、確かに徹夜明けだったけど12時間も寝ることないだろオレ。
どんだけダメな大人なんだろうか…。
とまあ、ソフトを入手するまでにすでに果てしない冒険の旅(及び人間関係の難しさ) を経験したオレ様なんですが、とりあえずB1(最初のフロア) だけダラ~~っと遊んでみた感想。
・スタート
キャラメイクは名前を入れて職業を選ぶだけ。
最高5人パーティ(キャラ自体は10人くらい作れるみたい) なので
■前衛
ソードマン(戦士)
パラディン(防御重視の戦士、いわゆる壁?)
■後衛
アルケミスト(魔法使い)
レンジャー(いわゆる狩人)
メディック(僧侶)
という、いたってノーマルなパーティにしてみた。
キャラクターは作った時点でスキルポイントを3Pもらえるので、まずはそれを適当に割り振って、ショップでお手ごろ価格な防具類などを買い揃える。
で、 「B1の地図を完成させろ」 という初ミッションを受けて迷宮へ。
・初潜り
どうも1フロアごとに名前が付けられているらしく、B1の 『希望に満ちた冒険者が踏み固めた大地』 というネーミングセンスにちょっとグっとくる。
昔ながらの難易度だという話は聞いていたので、最初はチキンに入り口近くで動き回り、ネズミだの蝶々などを相手にしつつせこせこと経験値を稼ぐ。「なんか聞いたほど厳しくもねえんじゃん?」 などと思っていた矢先、モグラのようなモンスターと遭遇。殴られるとかなり痛くて思わず姿勢を正す。
LVも上がってあれこれスキルも覚えて、モグラ相手でも安心して戦えるようになったところで 「じゃあちょっくら遠出すっか」 とB1のマップ制作に取り掛かる。
未踏の地を徘徊しているとカニと初遭遇。なんか嫌なオーラを感じたので 「カニって堅いから普通は物理攻撃じゃなくて魔法で倒すよなー」 などと思いつつ、火の魔法を撃ってみたところコレが正解。普通に殴り殺そうとしてたら1人くらい死んでたかもしれん…。
「さすがにB1ならいけるいける!」 と余裕の表情で歩き回っていると、落ちている靴を発見。それを調べてみるとアイテムを入手したんだが、問答無用でモグラ3匹と戦闘に。だがチキンな性格が幸いしてLVが上がっていたため楽に瞬殺。
「なんだよ思ってたほどでもねえなあ」 と思っていた矢先に頭をバールのような物で殴打されたかのようなショッキングな出来事が…。
ある場所に差し掛かった時に 「キミはこの花畑で休むこともできるし、立ち去ることもできる」 といった内容のゲームブック調のテキストが表示されたんだが、オレは迷わず 「休む」 を選択。
すると毒アゲハ(?)とかなんとかいう名前の蝶々3匹と遭遇。「蝶々が毒持ってるだけだろ?ハハン」 とタカをくくっているとコイツらつえええええ!!!
HPが30~40くらいしかないのに毒のダメージが20近い!
なんだこのクソゲー!
あっという間に前衛のソードマンが毒のダメージで死に、ついで大事な回復役のメディックも死亡。こちらも必死に魔法を撃ちまくり、パラディンで後衛をガードしたりしつつ抵抗するも、何だか激しく微妙な雲行き。運次第では全滅もありうる展開に…。
集中砲火で1匹ずつしとめて何とか勝利したものの、受けたダメージも手酷く、世界樹の迷宮のなんたるかを思い知らされる。(ちなみに泣きながら街に帰る途中にパラディンもモグラに撲殺された…)
5人パーティ中3人が死ぬという手痛い歓迎にドキドキしつつ、とりあえず寺院で蘇生。どうやら世界樹の迷宮には蘇生失敗はないらしくちょっと安心。
怒りに燃えるオレ様は 「徹底的にB1でLV上げしてやる!」 と、前向きなんだか後ろ向きなんだか分からない感情を爆発させ、マップ制作のミッションも兼ねてひたすらうろちょろ。
すると何も無い通路で何気なく方向転換した際に、いきなり 「調べる」 コマンドが出現。なぬ?っと思って調べてみると、隠し通路らしきものを発見。
「普通の1本道の通路にも隠し通路あるんか!」 と気付き、B1を最初から一歩一歩調べて回ることに。
すると今ままで気付かなかった 「採取ポイント」 の存在に気付く。ここでパーティ内に採取用スキルを持ったキャラがいるときにボタンを押すと、色々な素材アイテムが入手できるようだ。(採取用スキルは採取・伐採・採掘の3種類で、それぞれスキルLVに応じて1日に採れる量が変わるみたい)
そしてその採取ポイントのすぐ近くにまたしても隠し通路を発見。ここは難なく通り抜けることができ、素材アイテム採取用のショートカットコースを確保。
さらにフラフラしているといつの間にかマップが埋まっておりミッション達成。
街に戻って 「ミッションおわたよー」 と報告すると、一人前の冒険者と認めてもらえたらしく、酒場でクエストを受けることが可能になった。
で、B1で済ませられる酒場クエストを全て終わらせたので、これからB2へと向かうところ。
※B1だけ遊んだ感想
毒アゲハの非情さには驚いたが、それ以外はのんびり遊ぶ分には特に問題ナシ。一歩一歩周囲を確認しながら歩き回ることを肯定できるなら、素晴らしく面白い3Dダンジョンゲーなんじゃなかろうか。
さらっと遊んだだけなのでまだ分からないところも多いが、とりあえずこのゲームの流れはこんな感じだと思う。
1.街(ゲームスタート)
・ギルドでキャラクターを作成し、パーティを編成する。
・お城でミッションを受ける。
・ショップで買い物。
・いざという時のために寺院で回復アイテムを買う。
2.迷宮
・迷宮に入る前に、必ず帰還アイテムを買っておく。(アリアドネの糸=最初のミッションをクリアすると買えるようになる)
・とにかく慎重に一歩一歩調べながら進む。
・マップの書き間違いに注意!(1箇所書き間違うとえらく迷う)
・TP(いわゆるマジックポイント) が減って来たら迷わず街に逃げ帰る。
・新しい敵と出会ったら、TPをケチらないでとりあえず色々なスキルを試してみた方がいい。(序盤は特に属性魔法が重要かも)
・採取ポイントを見つけたらとにかく伐採&採掘&採取!
・メディックいないと楽に死ねる!
3.街
・まずは宿屋でセーブと回復。
・死んだヤツがいたら寺院で蘇生。
・ショップで買い物をしたり、素材アイテムを売り払う。(モンスターが落とす素材アイテムをお店に売ると、そのアイテムの種類と数に応じた新しい武器や防具が売り出されるみたい。ただしクエストに必要な素材アイテムもあるので、それは売らないように注意)
・酒場でクエストを受ける。
・迷宮へ
~以下繰り返し~
流れだけをざっと追うとwizみたいだけど、個人的には少なくとも最近のwizシリーズよりはこっちの方がしっくりくる。あとはやっぱり音楽がいいなあ。世代ってだけなのかもしれないけど、もの凄く耳に馴染む。
という訳で、今後どうなるか分からないけど、今のところは苦労して手に入れただけのことはあるなと感じております。
一つだけ気がかりなのは、冒険が進めば進むほど、社会人としてダメな人になっていくことでしょうか…。
■参考リンク
世界樹の迷宮
世界樹の迷宮Blog