師匠と弟子 明日の水曜ごはん | おべんとう作家 尾原聖名

おべんとう作家 尾原聖名

おべんとう作家。松山出身。
”食”に関わるすべてのもの(食べ手、作り手、食材、土、水、空間など)が
一枚の絵になるような時間をつくる”おべんとう作家”として活動を始めました。

 かれこれ20年前くらいから自称「尾原聖名の弟子」と名乗るガチャ美から手紙が届きました。彼女がまだ中学生で、私が自然食店員とおべんとう作家として二足のわらじでやっていた頃に、彼女は私のことを知り、「この人凄いな。」と思ったようです。彼女が高校生、大学生となり、うん、大学の頃くらいから接点も増えて来たかな?社会人になって私が席亭を務めた菊花寄席のお手伝いもかなり頑張ってくれました。今は地元の大企業でオーバーワークで働いています。バリバリのキャリアウーマンとなっているのに、それでもこの不甲斐なく社会生活もままならない微妙な私を師匠と呼び、時々、思い出したように連絡をよこします。今は、愛媛の海沿いの田舎町の支店で頑張っています。

 


 半年ぶりに一日ちゃんと休めたらしく、出かけた先で買ったお土産のマスキングテープと手紙が届きました。
 彼女の手紙を読みながら、今読んでいる本の師匠と弟子と私とガチャ美は一緒だなあ〜など思います。(またそのうち本のことも書きます。)お互いの関係性が大事で、師匠だから偉くなくても凄くなくてもいいのだと、自分を養護してみたりして。
 今、私はちょっと頑張っている事があって、師匠と呼ぶ人から教えを乞うております。その師匠は本当に師匠として技も人柄も素晴らしく、現実はやっぱりそうんんだよなと凹んだり。まあ、私は枠にはまらずこれまで生きて来たので、まあ、いいか。
 ガチャ美、いつもありがとう。旅立つ前に鰹を送りますって、言ってたよね。まだ届いてないよ。そろそろ本当に美味しい季節だよ。待ってるよ〜。あ!今、家族多いからね。ついでに彼女はよく食べるよ。 ダメな師匠より。
 
 明日の水曜ごはん 16〜19時
 松山市山越2−11−17 

 ・ サーモンマリネ
 ・ 人参松風
 ・ ホタテとチンゲンサイの中華煮
 ・ かぼちゃのデザート(明日の朝に農家さんところにかぼちゃ買いに行って決めます。)

 北海道から鮭とホタテと白身魚のすり身を送ってもらったのを使います。我が家の夕食はサーモンは刺身でいただきました。皆さんには、刺身でなくてごめんなさい。
 
 ※ 北側に駐車できません。南側の従来の駐車場に車を停めてください。申し訳ございません。
 ※ 容器持参歓迎!!