え~、初めましてです。
わたくしは、駆け出しの百姓、キムでございます
と言っても、もう今年で三年目。大先輩方には……
「早く仕事覚えろーーっ!!」
と言われんばかり、悪戦苦闘の日々を過ごしています…
と、まぁ、こんな私がこのブログに登場した理由
それは 百姓の目線 をこのブログで消費者や農業に少しでも興味を
もっている方にお伝えできればと思い参加させてもらったわけです。
「百姓の目線」と言ったものの、駆け出し百姓ですから視野は広くないですが
若手の目線、そこに先輩百姓達の目線をおりまぜながら
毎日更新(大きく出てみたけど…)を目指していきたいと思います。
よろしく、お願いします!!
さっそくですが、
今年待望の「コシヒカリ初種まきの様子」&「その後の様子」
を報告しまーす!
上2枚の写真 苗箱に床土(ベット)を入れ種籾を条でまきます。
水をかけて土に水分を含ませ、種籾を土に落ち着かせている様子。
下2枚の写真 床土に水分と種籾を落ち着かせた後、覆土(布団)
をかけ種まき終了。出来上がったものを台に何段も重ねていきます。
床土を入れる→条で種籾をまく→散水→覆土する
これらの作業をすべて機械で行いますが、土の性質や散水の量
覆土の量などの微調整は、これまでの失敗や成功があり今に至っています。
この日は合計で850枚種まきしました。
播種したものを加温して芽を出させます。
出芽したものがこの写真↓
この位芽が出たものをビニールハウスにズラッと並べます↓
ここからが大変
ビニールハウスは、お天と様が出ると一気にハウス内の温度が上がってしまうため
逐一で扉や両脇のビニールを開けないといけないのです。温度や湿度を細まめに
管理してあげないと苗が枯れてしまったり、病気の原因になってしまいます。
育苗担当の先輩百姓は、毎日天気とにらめっこのようです。
以上、育苗の報告でした。
今年は暖冬で大雪に見舞われずうれしい反面、
先輩百姓はこの先の天候を心配しており複雑な冬を過ごしていました。
(詳しい内容はアーカイヴス2007年2月の記事をご覧ください)
でも、種をまいてしまったら後戻りはできません。先輩百姓達は色々とこれからの
作戦を練っているようです。
ヤベッ!!俺も勉強して作戦たてないとぉーっ