小原営農センター

Organic Farmers (●^▽^●)

■直売に出荷しています! 旬の有機栽培野菜たち   コチラ

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           百姓便り     2016.11

 

ゴトゴトゴト…何者かが我家の軒の瓦の上を走っています。

人の口笛のような声もして朝から賑やかです。窓から覗いてみると、裏山に大勢のお猿たちがいます。

ピュッピュッピュッという鳴き声は子ザルたちで 木から木へそして木から軒へと、まるで鬼ごっこをしているようで元気いっぱいです。20匹ほどの群れでしょうか 柿を食べた後、雄猿や背中に赤ちゃんを乗せたお母さんが子ザルたちを追うように次の場所へと移動し山へと入って行きました。

今、畑にはお猿の餌になる野菜はないので「かわいい~」とのんきなことを言っていられますが、農繁期でしたらこちらも大騒ぎでした。今年の柿は裏作のようで実が少ない上、お猿たちに完食されてしまい少々寂しい秋ですが、山のどんぐりの不作で里の柿を食べに下りてきた熊の目撃情報なども聞かれるこの頃ですので、熊に遭遇する心配は少し減りました。

私たちの食卓では夏の悪天候の影響での野菜の高騰 キャベツが¥500!!と家計への負担が大きいようですが、何かを少し節約することで頂くことも可能です。 お猿や熊たちの生きるか死ぬかの切羽詰まった食糧難 そして不作から高値にせざるを得ない野菜農家のご苦労が身につまされます。

 

私たちのキャベツ畑は、夜盗虫に先越されボロボロにされたキャベツもありますが、収穫が続いています。

その有機キャベツの畑に地元のテレビ局から“富山出身の芸人さんが千切りキャベツに挑戦”という内容での取材依頼が入りました。キャベツ担当者の都合が悪くなり 私に回って来たので 有機栽培の良さを分かりやすい言葉で説明しようと、カンニングペーパーをポケットに忍ばせて臨んだのですが、それを取り出し見る余裕もなく、何をどういう風に話したのか覚えていません。

 

カンニングペーパーには・・「私達は体力的、精神的に健康を保つ為に130品目の食品を食べましょう。と指導されていますね。その食品は全て“命”を頂くことになります。有機栽培の田んぼや畑にも、米ぬか・カニ殻・魚粉・くず大豆など“命”あったものを発酵させて作った有機肥料や牛糞発酵堆肥を漉き込みます。

その後は、そこに住む生き物たちがそれらを餌にすることで作物が吸収できる形に変わり、肥えた土壌になります。その様々な養分を吸収して有機農産物は育ちます。美味しいと評判が高いのはそういう育つための環境と条件の整った中で自分(農産物)らしく育つからでしょうか。

殺菌や殺虫目的の化学合成農薬は、そこに住む全ての生き物たちに効きバランスが崩れてしまいます。 

結果、土の力が弱まってしまいます。私たちが食べる時の残留農薬も気になりますね。

今は私たちが耕作しているけれど、何十年も前からここで作物を育ててくれていた人のお陰で今の私たちが種を蒔くことが出来ている。次に耕作する人の為に汚して渡すことは失礼ですものね。」

 

という内容だったのですが、おしゃべり好きなおばさんの私も ふわふわのマイクを胸につけてもらい 321とカウントダウンされると緊張~して何をしゃべったのか全く覚えていません。放送日は未定ですが、今一番気になるのは、話の内容より画面に映る“顔のシミとしわ”こわい!こわい!

“怖いもの”を見たい方はKNB北日本放送の日曜日のお昼に放送される富山の話題満載の番組です。

 

お待たせしました。

直売所では「まだですか?いつ頃から?」と楽しみにして下さっている方から声がかかる冬の定番商品の

 有機百姓もち と 有機れんこん 始まりました。

体を温めてくれる根っこの野菜など、美味しいもの食べて寒い冬に備えましょう。

みうらよしこ

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小原営農センター   百姓便り   2016年 10

 

こんなに お日様が恋しい秋は富山に来て30年ですが初めてです。

雨降りと雨降りの短い合間に、それ行け!とばかりにコンバインが田んぼへと向かうのですが、また雨です。

コシヒカリの収穫は終わったものの、もち米、黒米、酒米 そして葉っぱを黄色に染め始めた大豆も順番を待っています。こちらは、莢のカビが心配です。

これでもかと マークが並んだ天気予報に、胃が痛くなります。

収穫適期を過ぎると、雨降りで気温が高いと、地べたに倒れてしまっているのは腐ってしまったり発芽したりします。“穂発芽”です。

稲穂は立ったままでも芽と根を出すことがあり、そうなると、刈り取り 脱穀 乾燥 籾摺りまでたどり着いても、いいお米に仕上がりません。

美味しいお米を食べたい人間の目線で考えると厄介な事ですが、稲にとっては、気温と水分が整えば発芽を始め、次の子孫を残す為の準備に入ろうと本来の目標達成に向かっているのです。  それを、途中で横取りするようで申し訳ないのですが、 実るまで稲たちの努力 そして、田んぼに住む様々な生き物たちに感謝の気持ちを忘れないよう頂くことにしましょう。

(百姓たちは、お米の生育に ほんの少しだけ手を差し伸べたに過ぎません)

 

毎年9月初めに解禁になる冬の日本海からご馳走の、紅ズワイカニが今年から“高志の紅ガニ”(こしのあかがに)とブランド名がつけられ“富山の朝陽”というキャッチフレーズで全国の市場へアピールし始めたようです。

高志(こし)とは北陸地域の古代における呼称で、良い物の提供を目指す漁業者の高い志を重ねということですが、字のイメージから富山や日本海は思い浮かばないですよね。  ズワイガニ(=越前カニ)よりも低価格で、味も満足できる庶民的な 生でもオレンジ色のカニですので、見かけた時には、手に取って身の詰まった重いカニを連れて帰ってくださいね。

 

お恥ずかしいニュースで“富山市のおやじたち”がお騒がせしています。

“日本一住みやすい街”と褒められた街が泣いています。

1日も早く、富山の良さが全国ニュースで流れることを願っています。

 

久しぶりに明日は マークですが、その後はまた ☂☂☂ です。

では 新米をご笑味ください。              みうらよしこ

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小原営農センター     百 姓 便 り        2016.8.30     

涼しくなり夏が過ぎようとしています。田んぼで生まれ、猛暑を避けて高地で育った赤トンボが、頭を垂らし刈り取りを待つ稲の上で乱舞です。近づくとまとわりついて来る程の数ですので、頭に止まってくれないかと立ち止まって待ってみたりしています。今年は赤トンボたちにとっていい夏だったのでしょうね。

お隣の町がざわつき始めました。10日間の前夜祭を終え,いよいよ1日から“おわら風の盆”が始まります。その富山市八尾町(やつおまち)の直売所へお豆腐や納豆を納品に向かう山道は、この時期甘~い香りが車の中まで漂ってきます。香りの発生元は、畑や植林地では厄介者の“葛”の満開の花です。根に含まれるデンプンはくず粉に加工され上品なお菓子になり、根を乾燥させたものは生薬になり風邪の時に服用する漢方薬の葛根湯の原料になる身近な植物です。いい香りに癒されながらの配達です。有機栽培の畑で咲いた花はたくさんの実をつけ、たくさんのおいしいを届けてくれました。とうもろこしは太い茎を機械で切断粉砕し次の年の肥やしになるため漉き込まれました。トマトもその順番を待っているのですが、たくさんの支柱に支えられて育った為、片付けに人の手が必要なので後回しになっています。

その隣では、まだまだ元気なピーマンとオクラはきれいな花を咲かせ、おいしいを届けてくれています。初冬からの収穫を待つレンコンは背丈ほどの茎に大きな葉っぱを広げ、土の中でホクホクのレンコンを太らせてくれていることでしょう。

さあ、稲刈りです。新しく購入したコンバインも出番を待っています。

                                                                                 みうらよしこ

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       百姓便り    2016年 7月

大雨に見舞われ、まだ寒い早春から大切に育てて来たお米や野菜たちを、人の力ではどうすることもできない自然の驚異によって流されてしまったお百姓さんたちの悔しい気持ちが伝わってきます。

1年に一度のお米作りがこんな形で終わってしまった寂しさ切なさ、心よりお見舞い申し上げます。

富山は、今のところ大雨の心配もなく 梅雨空の下、お米や大豆、野菜たちも葉っぱと根っこを広げ育っています。「お待たせしました」と、夏野菜の出荷が始まりました。しかし、露地栽培()のトマトがスタッフ自給用の棚に山盛りです。出荷から外れてしまった真っ赤なトマトです。生育の途中で、水分をあまり必要としないトマトですので雨が降ると一気に水分を吸うため、皮が実の部分の成長に追いつかず、プチッ!と破れてしまったようですね。真っ赤な完熟トマトですので、冷やして休憩時間にガブッ!

残りは、皮をむき 潰して 少し煮詰めて ジュースで美味しく頂くことにします。

田んぼの除草作業もそろそろ終わります。この頃になると羽化したてのヨロヨロ飛ぶトンボがまとわりついてきます。足元には小さなカエルたちも。それを狙って巣立ったばかりの黄色い口ばしの子鷺2羽を連れて、ファミリーでやって来るのですが 大きな体で稲などお構いなしに田んぼに降り立つので、ほほえましいなんて言っていられません。コラァ~!と追い払うのですがお気に入りのようで、すぐに戻ってきます。こんなに大きな鷺たちの餌場になるほど有機栽培の田んぼがいろんな生き物を育んでいることを実感する光景なのですが、踏まないで~!

稲たちはこの後、自力で鷺に倒された葉っぱを起こし、泥の中では草の根より早く根を張り伸ばし、葉を広げて株元にある草を日蔭にして成長を止め 実りに向けて頑張ってくれるでしょう。

私たちは、その稲たちを、イノシシから守る作業に入ります。

山際の田んぼの用水路の辺りでミミズのいい匂いでもしたのでしょうか。イノシシが掘ったと思われる大きな穴を何か所も見つけました。田んぼで、大好きな泥浴びをされる前に、電気柵張りましょう。

張った電気柵が通電しているか、私たちが実際触ってビリッと感電して確かめるので、イノシシが触っても、びっくりして近づきたくなくなる程度なので、動物虐待にはなりませんよ。ご安心を。

パートさんからの動物(笑)話をもう一つ、「かわいい子熊が罠にかかったから見においで」と小学生の娘さんの友達から電話が入り、近くにきっと親熊がいるでしょう?と、恐々見に行ったところ・・あれ?鼻が尖んがってるよ? この子は、ア・ナ・グ・マ! 無事に山へ帰って行ったとさ、めでたしめでたし

クマに遭っても不思議でない所ですので、日が暮れてからの山際の田んぼ回りは、かなり怖い!です。

私たちの有機栽培酒米で仕込まれた純米大吟醸酒“あいのかぜ” 富山のお酒らしい麹臭の少ないすっきりとした味わいで好評ということです。私たちはお酒の販売許可は持たないので、オーガニック食品の取り揃えが最多というビオ・マルシェさんの宅配会員さん向けと、ネットショップ・アマゾンで購入できま~す。ちょっと営業をしてみました。    今年の酒米も育っています。     

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       百姓便り      2016・6月

田植えと同時進行で大豆の播種(種まき)も始まっています。

担当の“お豆大好き娘”は、ただいま育休中“お豆大好きママ”になり、かわいい王子さま(2ヶ月半)との時間をいっぱい楽しんでいます。

ということで、もう一人の担当 ベテランのおやじさんが 夏の枝豆用の黒大豆(たんくろう)、お豆腐や有機大粒納豆用のエンレイ、有機小粒納豆用のコスズ、農閑期の有機百姓もちで使う黒大豆(信濃黒)、さといらずという初栽培の緑色の大豆、計62枚 約17haの大豆畑で奮闘中です。

程良い雨降りに恵まれ、有機肥料でふかふかの畑の土の中に入ったお豆たちの発芽の不揃いの心配もなく、かわいい双葉の行列を見せてくれている畑もあります。

田植えは、折り返し地点を少し過ぎ6月18日の新大正糯で終わりますが、全ての圃場が有機栽培ですので、除草剤は使いません。草の種類や大きさを見計らって、いろんなタイプの除草機を使いこなす草抑え作業担当のミナミちゃんの腕にかかってきます。

今年は、コシヒカリ(中生のうるち米)、てんこもり(晩生のうるち米)、富の香(酒米)、黒米(古代米)、もち米のカグラモチと新大正糯、それらが有機認証された田んぼ136枚 約35haで丈夫に元気に育ってくれることでしょう。

有機野菜たちの畑は3.5ha。そして地力を回復させるためにマメ科のセスバニア、クロタラリアを育てる緑肥畑が2haです。

セスバニアの根っこは太く地中深く2mも伸びて通気性を上げてくれるので、水はけの悪い圃場の排水性が良くなります。そして、マメ科の根に住む根粒菌が植物の成長に不可欠な窒素を固定し、緑肥として漉き込む時の草丈が3mにもなるので、大量の有機物を入れることができ地力回復にはもってこいの大きな助っ人です。

なんと種子の名前はそのまんまの“田助”なんですよ。

クロタラリアもマメ科、手芸で使うヘンプの仲間で、きれいな繊維が取れるようです。どちらもカタカナ名ですので外国からやってきたのでしょう。

来年のお米作りの為にすくすく元気に育ってくれることを願っています。

“外国から”で少し気になる風景を目にすることはありませんか? 

観賞用や農業用に入って来て根付いた帰化植物に住処を追われ見かけなくなった日本固有の植物たちの行方です。この辺りでは去年までは他の草たちと混ざってかわいい実をぶら下げていたコバンソウが今年は道路際にぎっしりすき間なく並んでいます。ヨーロッパ原産で明治時代に観賞用として入って来た草で、余りの増殖のスピードにびっくりです。 

他の草たちと譲り合って、生態系を変えない程度でかわいい姿を見せていてほしいものです。

私達が蒔いた緑肥用の植物たちも、漉き込み時期に気をつけないといけませんね。

もうすぐ梅雨、うっとうしいですが、田んぼで舞うホタルの光を楽しみに気持ちいい汗をかきましょう。                               みうらよしこ

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