おぐの細道 その4 鶴の湯 温泉だけでは終わりませんよの巻 | おぐりん呑み旅 ひとり旅

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一人旅…。
それは 大切な時間
切符を持って 列車に乗れば
昨日までの
自分はちょっとお休み…
そう 私は旅人…
素敵な出会いを求めて…。


前回の
乳頭温泉 鶴の湯の記事ですが
忘れてますよね 
何か大事な事を…

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そう…食事の お話しです
アメブロ文字制限の為
御報告出来ませんでしたので
追記として
御報告させて頂きます


基本 鶴の湯での夕食は
部屋食となるのですが
今回 私は
湯治棟宿泊ですので
食事処で
頂く事となりました

其処は
入れ込み座敷の様な趣きで
座布団が
壁を背にして両側に一列づつ並んで居ります

腰を下ろした視線の先には
先に始めちゃってる見知らぬ宿泊者が
楽しそうに 黙々と
彼方此方料理に箸を
伸ばして居る所で有りますね

此方が 其の全く同じ料理を 
そわそわと待つ間暫し…
その前方にずらりと並ぶ
浴衣姿の赤ら顔 紳士淑女と
微妙に目が合っちゃうのですよね
そして…お互い俯き
少々気まずい空気が流れるのですが…
まあ…そんな雰囲気の中
お楽しみの 夕餉が始まるので有りますよ!

さてと 準備はOKの様ですね
では 頂きます〜!

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ムムム…
御膳の中
紅い面積が目立って居ります…
隙間が…1 2…(只今集計中)
4箇所有りますね…。

秋田名物の いぶりがっこ
ぜんまいの煮物などが並びますが
此れは 粗食で健康的ですね
今の私にピッタリ!…って
鶴の湯の 食事責任者の方〜
何か私の 私の…御膳に
大変な問題が
起きている様な気がするのですけど〜

湯あたりギリギリ お腹ペコペコの私 
此れでは
心の中にも 
ポツリと隙間が空いてしまいそうです(ピュ〜)


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何て事は 有ろうはずは有りませんよね
着席したのを見計らって
温かい物を 急いで
運んで頂けるシステムだったのですよね
(前のめりの姿勢で御膳を見つめて こんな事考えて居りますが 此の男 どうでしょう?)


此れでパズルゲームの様に
めでたく隙間が埋まりました!
これから
画面上の物を
全て 
お腹の中に 消して行くわけです!
改めてお食事スタート!

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此処で おぐりんは
アイテムを購入しました

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湯当たりに体力を消耗した おぐりんは
秘湯ビールを手に入れました(効果音入ります)

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呪文インパスを使って
右上に姿を隠していた物が
姿を現しました(効果音)
飛竜頭きのこ餡掛け
竜…ドラゴン?
やっつけましょう。
取り敢えず 自分に ホイミ(効果音)

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新たな敵(岩魚)が現れました
囲炉裏で じっくりと 育てられ
攻撃力が増してしまった様ですね
此方も負けては要られません
頭から喰いついてやりました!
(会心の一撃)

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とうとう 此処まで来ました…
ラスボス登場ですね
山の芋鍋が グツグツと音を立てて…
(此処まで ドラクエ風件に お付き合いくださいまして有難うございます 意味は有りません 何分 夜中に書いて居りますので…)

ゴクリ
此れを 食べたくて
鶴の湯迄
旅を続けて来たと言っても
過言では有りませんよ

汁の中に箸を下ろして
お椀をぐるりと一回りしてみますと
長ネギ シメジにエノキ ゴボウ
そして豚肉等 
沢山の 山の具材が
白い湯気を上げて ゴロゴロと踊るんです!
箸を持つ手の楽しい抵抗感が
益々 食欲に火をつけますね!

そしてメインの
山の芋の団子ですよ!
かなり煮込まれている様ですが
同じ秋田名物のきりたんぽの様に
煮崩れてなんか しないのですね!

食感は ふわふわ
もう官能的ですら有ります
そして 優しく噛み締めてみます
何でしょう
此のもっちりとした感じ
私の歯が
その感触を喜んでます

そして 
白味噌に豚肉のコクが加わったお汁を
たっぷり吸い込んでいた山の芋団子
咀嚼する度に
団子の甘味と共に
汁の旨味が口の中に戻って来るのです

ハフハフ ハフハフ
もう 口の中が火傷しても構うものですか!
もう お椀をもつ左手は 
しばらくの間 下ろすことは有りませんでした!

ふふふのふ…
何ですって?
鶴の湯の方〜
此の山の芋鍋…
お代わり自由ですって?

どうしましょう!

こうしましょう!

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ふっくら炊き上げた
秋田米
米一つ一つの僅かな隙間を
すぅーっと
お汁が侵食して
いつしか
銀シャリが
黄金色に染まりましたよ
其処の部分を
好みの具材を
相棒にして
箸で掬って
ワシワシと行きますよ!
あ〜堪りません‼︎

湯当たりギリギリまで
良い温泉に浸かっていた甲斐が有りました
私 食欲が爆発して居ります。

山の芋鍋には当然
アイテム(お酒)も追加しちゃいますね
そして私も
いつしか赤ら顔
此れで 周りの方に追いつきましたよ

良い具合に出来上がって
同じ湯に浸かり同じ飯を食う
其れは 
知らぬ同士でも
意気投合しちゃいますよね
旅談義が
新たな肴に加わっちゃいました
もう此れは
湯治棟宿泊者の特権ですね!


満腹満足で
温泉浸かって
睡魔が訪れて
そのまま 夢の中
……
……

そして 翌日
おはようございます!
朝御飯ですよ

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此処は秋田の山の中…
完璧です。
起きて小一時間の
私の胃袋に入れるのに
優しくて
尚且つ食欲も満たしてくれますね
流石 湯治の お宿です


ご飯 お代わり自由ですね
御膳を一通り見回してと…
ふむふむ
という事は
最後は
そう言う流れになりますね!

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お菜を 代わる代わるに
少しずつ やっつけながら
ご飯をパクリ
本当に
米が美味いよ〜
鼻に抜ける
米の炊けた匂いが
甘いよ〜
という事で 御飯2杯終了。

そして 
御飯最終三杯目
昨晩は
此の銀シャリを
黄金色に 汚してしまいましたが…

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またまた やっちゃいました
(こう言う流れでした)

山の芋のとろろを入れまして
ズルズル くちゃくちゃ(失礼)
ズルズル くちゃくちゃ(知るもんですか)
あ〜美味い!
1日の始まりに食う飯って 此れですよ!
はぁーお腹いっぱい
ご馳走様でした!

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一泊2日
散々米食って
食欲増進の温泉の効能が
早速効きすぎた様ですよ!
旅は3日目
朝から はち切れそうな腹抱えて
更なる地へと向かうのでした…。
(取り敢えず 今日は昼飯抜いておこうっと…)