※超長いです!!

海外でぼったくられない方法は

一番下にたった5行でまとめておりますので

結果だけさくっと、という方は

パパッとスクロールしてください!!笑

 

 

マニラからバナウェ行きの

バスが到着したのは

バナウェの観光センターの目の前。

 

バスを降りる前から

ものすごく前のまりなトライシクルの客引き達が見え

若干うんざりしながら下車。

 

すると1人の

誠実で素朴な雰囲気をもった青年が(18歳くらいに見えた)

「まずは観光センターでお金払わなきゃダメだよ」と教えてくれた。

 

中に入るとカウンターの中に女性がいて

記入する内容などを書いてくれるんだけど

その男性の方が英語が堪能というか聞き取りやすくて

ついつい男性頼りに観光税?をお支払い。

 

「この人このセンターの人なのかな?」と思うようになり

「ここWiFiある?」と聞くと

 

「ないよー!

WiFi繋がるホテルならあるよ!」と。

 

私たちはまだバナウェでの宿を決めていなかったので

「WiFiあるホテル知ってる?」と聞くと

もちろん!と。

 

 

そして時を同じくして主人は

観光センターの中にいた

もう1人の爽やかイケメン男性と話しをしていて

こちらは「ホテル探し手伝ってやるよ」と話しがまとまっていた

 

 

実は私たちセンターに入ってきた時に

そのイケメンは白人さんとトライシクルの値段交渉をしていて

「高い」と断られていた人。

私は「あ、この人ドライバーなんだな」という認識があった。

 

 

バナウェの街がどのくらい広いのか分からないし

どのくらいホテル探したら見つかるものかも分からない中

「高い」って言われていた人のトライシクルに乗るのは

あまりにもハイリスクだと思い

主人に「ねえ、トライシクルの値段聞いた?」というと

「聞いてない」と。

 

ほら!

ぼったくる人だ!と思い

私の考えを伝えると

主人がドライバーに値段のことを聞いてくれた

 

そしたら「タダだよ!」と。

「お~」と安心したのも束の間

「宿で今日の予定決めようぜ!」と

聞き捨てならない言葉もプラスされてたんだけど

「いざとなったら断ればいいや」とスルー

 

 

さらに、なぜか「観光センターの人かな?」と思っていた人まで

トライシクルに乗り込み

ドライバー・青年・私たち2人の4人で出発。

 

すぐに一軒の宿に連れて行ってくれて

「WiFi繋がって

トイレとシャワーが部屋にあって

2つベットがあって

1人250ペソだ。」と。

 

事前にブログなどで調べていた料金よりかなり安く、

部屋を確認しても良いと思ったので即決。

 

一気にこの2人への感謝の気持ちが湧いた。

 

 

すると、「朝ごはん食べなよ~」と

その宿の入口奥にあるレストランへ

 

レストランからすぐに幾つかの棚田が見えて感激していると

その青年が「バナウェではどんなスケジュールなの?」と。

 

 

「何も決まってないの~」と言うと

(本当に決まってなくて

私は「ここに行きたいな」というのを個人的に思っていた、

というレベル)

 

青年が地図を持ってきてくれて

2日間に渡るベストスケジュールの提案が始まった。

 

 

提案されたのは

1日目

・ハッパオのライステラス

・フンドアン・ライステラスという温泉がある所に行く

・バナウェ ビューポイントに行く

 

2日目

・バダッド・ライステラスと滝に行く

・バンガアン・ライステラスに行く

 

 

 

 

わたしはガイドが必要な観光地と

必要でない観光地がある、という情報は事前に知っていて、

行きたいけどガイドが必要ない観光地まで

その人がプランニングすることで

時間の融通が利かなくなったり

その分料金が高くなるのではないか、という所がすごく嫌で

 

スケジュール提案をされ始めた時から

「この人ガイドだったんだ」とやっと理解し

 

「そこガイドいらないから私たちで行くよ」とか

「今日まず世界遺産になったバダッド行こうよ」と言うと

 

青年が「君達は今日夜行バスに乗って疲れている

たくさん歩かねばならないバダッド行きはオススメしない

明日行けばいいよ」と。

 

「今日とっても天気いい。

明日天気いいか分からないから

今日バダッド行きたい」と食い下がると

 

「明日も同じような天気だよ」と。

 

 

私の言い訳が綺麗に論破されぐうの音も出ず

引き換えに主人が青年へと抱く信頼感が

どんどんと増していく

 

その後も色々と話しがあって

私が斜に構えていると

主人が

「言ってること正しいし、いい人じゃん!人のこと信頼しなよ!

この人いなかったら 今頃ホテルも探せてなかったじゃん」と。

 

「確かに・・・」

まだ違和感は残るものの

世界一周中 こうやって

人を信頼せずに人と交流するのはもったいないな、と思い

気持ちを切り替え。

 

プランが纏まった所でその青年が

「じゃあドライバーも含めて料金交渉してくるね」と。

 

 

その頃には主人は青年のこと大好きになってるし

私も「もうぼったくられてもいいや」って気持ちになっていた。

(「分からない」という恐怖を前にすると

「安心」ということに関して

お金払う価値はあるように思えてくるのですなあ笑)

 

 

 

帰ってきて青年から提示された料金は

2日間で5200ペソ

 

 

日本円にすると

1万3000円くらい。

 

 

いやいやいやいやいやいやいや、

5200ペソって

皆さんの生活から考えると

7万~10万円くらいの価値じゃないの?

 

え?それ、高くない?

ねえ、高すぎない???

 

 

「高っっっ!」というと

「交渉してくるね」とどこかに消えていった

 

その間宿にいた別の

自称「ドライバー」達は

「こいつは親切だし

料金も安いんだ。

僕だったらその倍の値段だね」と株上げしてる

 

内訳としては

・ハッパオへのトライシクル代 900ペソ

・バナウェビューポイントへのトライシクル代 200ペソ

・1日目のガイド料 1200ペソ

 

・バダッドへのトライシクル代 1000ペソ

・バンガアン・ライステラスへのトライシクル代 700ペソ

・2日目のガイド代 1200ペソ

 

 

 

いなくなってから

この値段を考えてみると

私たちはバダッドについてから

この青年としか話しをしてないから

この値段が適正かどうか知るすべをもっていない、ということを自覚した。

 

さらに「ガイドが必要」というけれど

どこでガイドを見つけたらいいのかも分かっていないことも・・・

 

 

 

マニラのタクシー代も

1時間走ったら800円くらいしたし

1日中運転してくれて2,3000円って安いなあ~という感覚になってきた

 

 

そこに青年が帰ってきて

昔ながらの生活が見える村への訪問を無料にし

さらに200ペソ弾いてくれて5000ペソに。

 

なんか、もう、いいや。って気持ちになって

交渉成立

 

5000ペソその場で払い

しっかり握手を交わしました

 

 

「1度ゆっくり休みな」と言って

11時に出発することに。

 

 

「もしかしたらお金払って青年帰ってこないとか!??」と

ドキドキするも

11時にしっかりイケメンドライバーと青年が宿前に。

 

「よかった~」と思いきや

「これにどうぞ」と。

そこには1台のトライシクルと1人のドライバーが

 

そのまま「いってらっしゃ~い」と

青年とドライバーがニコニコと手を振っている

 

「へ!??ドライバーとガイド

あなたたちじゃないの!???」

そう思った時には

もうトライシクルは走り出していて

 

その時初めて

「あの青年は

プランニング業者だったんだ・・・!!!!」と知る。

 

 

ちなみに1日目は

このドライバーがずっと運転してくれて

かつ、ガイドをしたり

彼がガイド出来ない所はガイドさんを探してくれたり

 

写真スポットでは

すごく必死にいい写真を撮ろうと努力してくださったりと

最高で。

 

彼も私たちを信頼してくれたのか

「あのスモールピーポーにいくら払ったの?」と。

(ドライバーさんは青年の名前を知らず

スモールパピーポーと笑)

 

「2日間で5000ペソだよ

これって安い?高い?」と恐る恐る聞いてみると・・・

 

「高いね~

僕だったら同じプランで半分だね」

 

 

「スモールパーソンは仲介するだけ。

ドライバーに直接交渉するのが1番安い。

あいつは高い金を支払わせて

ドライバーやガイドには安い金しか払わず

たくさんのマージン料をとっていくんだ」と。

 

 

「やっぱりそうか~」と思ったけど

これからの世界一周

1カ国目、6000円くらいはぼったくられたっぽいけれど

それで今後のガイド料の吟味ができると思ったら

勉強料としては安いのかもしれない

 

 

 

ちなみに

次の日は

例の「青年」が1日中ガイド兼ドライバーだったんだけど

 

行くって約束していた滝を

「雨の影響で水量が多くて今日は立ち入り禁止みたい」

 

行くと行っていた村は

「あの村にいる犬が旅行者を噛むから行かない方がいい」と

結局当初の半分くらいのスケジュールに。

 

宿に帰り

他のドライバーが

「今日滝いった?気持ちよかったよね~」と呑気に話しかけてきて

「あ。あの人めんどくさいから

行程省略したんだな」と知った。

 

 

そんなこんなで

やっぱり青年はあんまりいい人じゃなかった。

 

 

 

あと、バダッドという

ガイド必須の場所に

1人に来ている人がいて

私たちに「もうバダッドいった?」と聞いてきた

(多分私たちと一緒に行こうと思ったんだと思う)

 

「もう帰る所なの」というと

「ガイド知らない?」と。

 

そのバダッドの入り口に現地ガイドがめっちゃいて

「俺らがガイドだよ!」と叫び出す。

 

 

その人が1人の自称ガイドに「いくら?」と聞くと

「1300ペソ」と

 

私たちが1日で1200ペソだったんだから高すぎる!と思い

抗議しようとすると

 

その人が優しく

「ノー。500ペソ。」と

 

あっさり交渉は成立。

結局500ペソでガイドしてもらえることになっていた。

 

 

もんのすんごいふっかけてたのね!と

もうびっくり!!

 

 

 

 

さらにさらに

私たちが

その青年からの

「(私たちが次に行く予定の)サガダまでの

交通費、ガイド料込みで3800ペソで連れてってやるよ」という

またまたふっかけ値の交渉をなんとか振り切ると

 

宿に

「サガダまで350ペソで連れて行ってあげるよ」というドライバー登場。

 

「350ペソは安くない?」と思い

結局330ペソで交渉成立。

 

その後街を歩いていると

観光センターがあり

そこでサガダまでの料金を聴いてみると

「200ペソよ」と。

 

またやられた・・!と思い

キャンセルしよう!と

宿に帰ると

 

さっきの私たちのやり取りを見ていた

前日主人と仲良くなったドライバーが

「あいつの料金は高いよ。

いくらでって言われた?

330ペソ?

そりゃ高いよ。

俺たち友達だから300ペソで連れてってやるよ」と

あっさり友情を盾に

またまたふっかけてこようとする。

 

「いや、200ペソでいけるって聞いたから」というと

とってもバツの悪そうな顔してた。

 

 

結局

330ペソで交渉成立したドライバーとは

予定キャンセル。

 

 

その時座っていた白人さんとは300ペソで話しがまとまっていたみたいで

同じジプニー乗る人間同士ですら

料金違うんだ!とびっくりした

 

 

この2日間で

訂正価格が分からないことの危険性を本当につよく感じた。

 

 

正直

「このガイド料は適正だったのかな?」と思いながら

見る棚田ってあんまり気持ちいいものではなかったし

 

適正価格が分からないと

目の前の人が

信頼できる人なのかどうかすら分からない。

 

フィリピンって

店に売っている品物のレベルから

値段書かれてなくて

私たちに言ってきた値段が

外国人価格なのか現地価格なのかも分かんない。

 

ドゥテルテ大統領。

どうぞ麻薬取締の次は

商品、およびサービスの価格明記をご英断ください笑

 

 

 

~海外で

ふっかけられない

ためには~

・ドライバーと直接交渉!

・色々な人の話し(ドライバー・旅行者)を聴いてみる!

・適正価格をネットなどで調べる

・無理な場合は自分でもびっくるするような破格値から交渉スタートさせてみる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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