がんであることが発覚したとき、契約社員として働き始めて丸5年を迎えるところでした。
辞めないといけないのかいやいや、今失業は困るな…と毎日、グルグル考えました。年度末で忙しい時期だったけど、正直、仕事どころではなかったです
入院先の病院の初診時「ほぼ何でも食べれるようになるし、1年もしたら元通り生活に戻れますよ」と言ってもらえて、とりあえず退職は自分からは申し出しないでおこうと思いました。
でも、なかなか病気のことは言い出せませんでした。結局、上司に報告したのは告知から1ヶ月ほど経った頃でした。
検査も全て終わっていなかったので、詳しいことは言えなかったのですが、
・胃がんであること
・手術のための入院が2週間ほどに
なりそうなこと
をとりあえず報告しました。
上司は、病名を聞いて驚いていましたが、お休みをいただけることになりました。
その後、手術日が決まってから診断書を提出し、病欠の手続きをしました。
主治医は「療養に3ヶ月必要」との診断書を書いてくださいました。
診断書を提出したことで、病名を知る人が職場に増えたわけですが、「がん」という病名の破壊力はすごかった
まわりの態度から、やっぱり死をイメージしてしまう病名であることを実感
直接いろいろ聞いてくる人もいなかったので、詳しく話しはしていません。…聞きたいけど聞きにくいですよね
のちの記事に書きますが、退院後約3週間自宅療養し、術後41日目に職場復帰しました。
じっと座っている事務職であることも幸いして、今のところ、以前と同じように仕事ができています。
仕事を失わなくて、ほんとよかった
働ける場所があることに感謝して、これからも頑張ります